ONE PIECE 98巻
〝忠臣錦〟

〝ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）〟を手に入れ、世界を「恐怖」と「戦争」で脅かす事。それこそが、カイドウとビッグ・マムの狙いだった。
カイドウはその序章として、モモの助を処刑してワノ国を滅ぼし、新たに「海賊の帝国」を作る「新鬼ヶ島計画」を発表。モモの助に、処刑の時が迫る。

そんな中、20年の時を経て集まった侍達が、ついに討入りを決行！
侍の魂を胸にカイドウを奇襲し、決戦の火蓋を切る!!

一方ルフィも、父との戦いを望むヤマトの手錠を外し、共にカイドウらの元へ。
侍達の討入りを見届けた後、〝全面戦争〟を高らかに宣言！ 〝麦わらの一味〟も続々集結し、強敵をなぎ倒していく。さらにヤマトも、敬愛する光月おでんの息子・モモの助を守るため、カイドウ軍に牙をむく。

空には満月が浮かび、雪が降りしきる中、さらに激しくぶつかり合う侍とカイドウ。
最強生物の猛攻に、錦えもん達が繰り出したのは、主君より継承した〝二刀流〟の必殺技！　強烈な剣技で、宿敵カイドウを追い詰める―!!