ワノ国編

ビッグ・マムの猛追から逃れ、ルフィ達は侍が暮らす国・ワノ国に到着。そこでは〝四皇〟カイドウ率いる〝百獣海賊団〟が幅を利かせていた。

仲間とはぐれ、九里ヶ浜に流れ着いたルフィは、百獣海賊団に襲われていた少女・お玉と知り合う。その後、ゾロと再会したルフィは、さらわれてしまったお玉を取り戻す為、百獣海賊団〝真打ち〟ホールデムのもとに乗り込む。

お玉を人質に取るホールデムにルフィの怒りの一撃が炸裂し、救出は無事成功。その後、ローも合流し、ルフィ達は錦えもん達の待つおでん城跡を目指す。
錦えもんやモモの助、それに上陸時にはぐれてしまったナミ達と再会を果たしたルフィ。喜ぶルフィ達に、錦えもんは自分達が「20年前のワノ国から時を越えてやってきた」と驚きの事実を告げる。

錦えもんの口から語られる光月おでんの豪快な生き様と、その壮絶な最期…。そしておでんが処刑された後、モモの助と錦えもん達は、おでんの妻・トキの能力によって20年後の世界へと飛ばされたというのだ。カイドウの仇を討ち、おでんの遺志を受け継いでワノ国を〝開国〟させる為に。
錦えもんの計画により、決起する日は２週間後の〝火祭りの夜〟と決定。カイドウの住む鬼ヶ島へ攻め入り、敵大将の首を取る。戦力は麦わらの一味、ハートの海賊団、ミンク族、そして反乱の意志を持つ侍達。かくして〝討入り〟の火ぶたが切って落とされた。