第993話
爆発!? ヤマトの自由を縛る錠!

とうとう鬼ヶ島の地を踏んだ赤鞘達。ローと別れ、いざカイドウ城へ向かおうとしたその時、首なし侍の襲撃を受ける。その正体が絵であることが発覚し、この先に待ち受ける者の正体を悟る赤鞘達。そして辿り着いた裏口にはカン十郎がいた。モモの助連行の際に自身が働いた残虐行為と、これから始まる公開処刑を得意げに語るカン十郎。しかしおでんに悲願を託された赤鞘達も一歩も引かず、ついに戦いの火蓋が切られる。乱戦の中、共に過ごした時間は本当にすべてが嘘だったのか、とカン十郎に問いかける菊之丞。だがカン十郎は「嘘だった」と断言。それを聞いた菊之丞は戦う覚悟を決めるのだった。

一方、ブラック・マリアの館で捕らえられたナミ達。唯一無事だったしのぶを逃がすも、そこにビッグ・マムが現れる。またその頃、カイドウの城の屋根裏ではルフィとヤマトが対峙していた。エースの仲間になりたかったが、カイドウに掛けられた錠に自由を奪われた、と語るヤマト。ならば錠を取ってやろうか、とルフィが問いかけたその時、カイドウの演説が始まる。