第1133話
娘を救え 気弱な〝平和主義者〟くま

放送日

ソルベ王国国王ベコリの暴政にくまが立ち上がる。のちに「ソルベ王国の一人革命」と呼ばれるこの事件後、国民達からの願いを断りきれず、くまは国王となった。

そんなある日、大人の姿に変身するボニー。それは、トシトシの実の能力によるものだった。そこへ先先代国王ブルドックが訪ねてくる。ベコリ王が世界政府を味方につけ、くまから王位を取り戻そうと攻撃を仕掛けてくるというのだ。「あいつが帰ってきたらその全てを返り討ちにする...!!」ボニーや国民を守るため、戦うことを決意する。そうして、くまは国をブルドックに任せ、海に出るのだった。

全てを沈め、海へと逃げたくまは海賊として手配されるようになる。航海を続けながら、ボニーの治療法を探すなかで、革命軍の面々と再会。そこで、くまはドラゴンからDr.ベガパンクの話を聞く。彼ならば、ボニーの病気の治療法がわかるかもしれない。一縷の望みをかけて、くまはボニーを連れてベガパンクのもとに向かった。

ボニーを一目見たベガパンクは、病気を治せると断言する。検査を進めていく中で、くまがバッカニア族であることを知ったベガパンクは、莫大な手術費の代わりに、クローン兵の素体となることを求める。「ボニーが助かるなら悪魔でも構わなかった」というくまに、「聖人じゃなお前は」とベガパンクは返す。くまは静かに笑いながら、「おれはただの気弱な〝平和主義者(パシフィスタ)〟だ」と答えるのだった。

詳細情報

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脚本

冨岡淳広

演出

深澤敏則

作画監督

井上栄作

美術

Dhavee Morato、土井裕子

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