パンゲア城の玉座の間にて、コブラ王の目の前にイムが姿を見せた。イムの言葉に、コブラはこの部屋から生きて出ることは叶わない……と確信する。さらに、その思いを裏付けるように五老星達も言う。「イム様の姿を見た瞬間から、運命は決まっている」。
ついにイムによって、体を貫かれるコブラ。そこに、サボが火拳と共に飛び込んできた。そして、イムと五老星に向かって『王手飛車』の攻撃を放つも、イムは姿を変化させると、炎を噛み砕いてしまう!
さらには、五老星達も続々と能力を発動。姿を変え、サボを包囲するように迫りくる。応戦するサボに、コブラは息も絶え絶えに「キミはルフィ君の兄だな」と呼びかける。さらに「彼は恩人だ」とコブラが告げると、サボは「ルフィらしい」と笑うのだった。コブラと共に脱出を試みるサボだったが、そこにイムが攻撃を仕掛ける! 絶体絶命の中、コブラはサボに、ルフィとビビへのメッセージを託す。「我々も、Dである」と──。その言葉にサボは、エースとルフィの名前に「D」が入っていることを疑問に感じていた過去を思い出す。
コブラはサボを逃がすため、イム達の前に立ちはだかる。そんなコブラの覚悟を無駄にするまいと、サボはその場を後にする。
そして、この悲劇を偶然にも目撃していた人物がいた。ワポルである。衝撃的な場面に怯え、ワポルは一目散に逃げだす。その最中、思いがけずCP0にとらわれていたビビを助け出すと、妻のキンデレラも無視して、ひた走るのだった。
詳細情報
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- 脚本
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冨岡淳広
- 演出
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田辺泰裕
- 作画監督
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何紫薇、島貫正弘
- 美術
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Dino Santos