ゾロは、ワノ国のかつての英雄、剣豪リューマが使っていた刀『秋水』をワノ国に返すことを日和と約束した。その代わりにゾロは、日和がおでんから受け継ぐはずだった『閻魔』を受け取ることに。おでんは、天をも切り落とす『天羽々斬』をモモの助に、地獄の底まで切り伏せる『閻魔』を日和に遺しており、いずれも『秋水』と同じ名刀だ。『閻魔』を手に取り、試し斬りすると、海岸を地面から丸ごと斬り落としてしまう。そして『閻魔』によって覇気を吸い取られ、ゾロの腕は一瞬にしてやせ細ってしまう。『閻魔』は持ち主の流桜を勝手に放出し、必要以上に斬ってしまうという、いわくつきの刀だった。
いよいよ決戦の日が近付き、作戦会議をする一同。敵に対し、見方は十分な数とは言えないうえに、花の都の刹町牢屋敷に捕らわれた同志たちも依然される見込みはなかった。ルフィとお玉は、ゾロたち一同と合流し、ついに討ち入り前日がやってくる。赤鞘たちはルフィらと別れ、港へ向かう。町では不幸な労働者たちが、噂をしている。あの討ち入りの場所と時を示す紙は、康イエの悪戯ではなく、本物だったのではと。しかしすぐに労働者たちはそれを打ち消す。もしそうだったとしても、ワノ国を変えることが出来るものはいない…。それぞれの思惑が渦巻く中、第二幕が下りる。
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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井上亜樹子
- 絵コンテ
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長峯達也、小牧文
- 演出
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道端菜名実
- 作画監督
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松田翠、出口としお
- 美術
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土居ゆりの