第955話
新たな同盟!? カイドウ軍大集結

日和は父、光月おでんが『大刀二刀流』の剣士で、おでんが処刑される前に兄であるモモの助と日和にその二本の刀を一振りずつ託したと話した。モモの助には『天羽々斬』、日和には『閻魔』。いずれも、かつてワノ国で名を馳せた名工２人が打った由緒正しい刀であった。ゾロは『閻魔』をもらうかわりに『秋水』をワノ国へ返すことにし、その代わりリューマの墓参りをさせろと言うのだった。一方、羅刹町の牢獄の中にある拷問部屋ではローがホーキンスに愛刀・鬼哭を向けていた。ホーキンスはかつて同盟を組んでいたスクラッチメン・アプーに裏切られ、カイドウの部下になったことを告白した。闇の中、ホーキンスを刺したローは牢獄を後にする。

兎丼の囚人採掘場ではルフィの流桜習得へ向けての特訓が続いていた。九里の網笠村では錦えもんが各所と連絡を取り合い、着々と討ち入りの計画を進めていた。「九里」伊達港では船整備班が、「兎丼」では兵器準備班が、「鈴後」では刀回収班が、それぞれの作業を進めていた。そんな中、白舞にはアプーとナンバーズ達が到着した。そして鬼ヶ島では四皇カイドウの百獣海賊団とビッグ・マム海賊団が同盟を結ぶのだった。