第762話
悪童帰郷 四皇ビッグマムの刺客

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ネコマムシの旦那に会おうとクジラの森へ向かったルフィたち。その道すがら、ブルックは2日前に起きたサンジ失踪について語り始めた。ルフィたちと別れ、敵を引き離してゾウへ上陸したと思っていたぐるわらの一味。しかし、実は目的地を聞かれ、ゾウ出身のペコムズの手引きでビッグマム海賊団もゾウへやって来た。ビッグマムの指令で、ベッジと上陸したペコムズは変わり果てた故郷におどろく。周囲を駆けずり回って家族や仲間たちを捜すが誰も見つからず、この惨状は麦わらの一味の仕業に違いないと怒りの咆哮を上げる。

傷ついたミンクたちのため、ぐるわらの一味は手分けして看護を続ける。子供の治療に当たるチョッパーを手伝うブルック。美味しい料理でミンクたちの空腹を満たすサンジ。ワンダから友情の証として衣服の交換を受けたナミは国宝級の装飾品に目を輝かせる。しかしシーザーだけは、治療薬を作らされ不満げな表情を浮かべる。砦に近づいたペコムズは仲間が生きていたことに喜ぶが、傷を負っているのを見ると血相を変え、麦わらの一味にやられたのかと問いただすが、やがて騒ぎを聞きつけた母親や仲間たちに出迎えられる。

母や仲間との再会を泣いて喜ぶぺコムズだが、仲間たちから麦わらの一味によって命を救われたと教えられ、あらためて国を破壊したジャックに激しい怒りを燃やす。その様子を見て、ペコムズが追ってきたことをおどろくナミ。ワンダはペコムズがゾウの出身で、子供の頃は悪童だったと教える。追手に震え上がるシーザーは、サンジに助けてくれと泣きついた。ドフラミンゴの後ろ盾をいいことに、ビッグマムからの研究費を使い果たしていたからだ。シーザーはサンジにペコムズたちの暗殺を持ちかけるが、あっさり断られる。

これ以上ミンクたちを傷つけ、不安にさせたくないとこの場を離れるよう目で合図して、ペコムズと共に砦から離れた森へ呼び出しすサンジ。ここで一戦交えることを覚悟するが、家族や仲間を救われたことに感謝し、号泣するペコムズにサンジは面食らう。ビッグマムから、一味の存続に関わる重大な指令があったと明かしたペコムズは、シーザーを渡せば一味は見逃すとサンジに持ちかける。重大な裏切りだと口を挟み、思いとどまらせようとするベッジ。しかし、ぺコムズの意思が固いと見ると、無情にも背後からペコムズを銃で撃った。

詳細情報

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脚本

中山智博

演出

藤田健太郎

作画監督

伊藤修一

美術

白石美穂

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