第665話
熱き思い レベッカVSスレイマン

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激戦のDブロックも残るは30名あまりになっていた。かつて『ディアス海戦』の英雄、今では戦犯として国を追われ人斬りとなったスレイマンと戦うレベッカだが、背水の剣舞も通じず圧倒的な力の差を見せつけられる。剣を失い、まさに絶体絶命のそのとき、飛び込んできたアキリアが自らを盾にしてレベッカを救った。処刑を邪魔されたスレイマンは怒り、アキリアをめった切りにする。駆け寄ったレベッカに必ず決勝へ進むように告げ、意識を失うアキリア。その思いに応えようとレベッカは涙をぬぐいスレイマンに立ち向かう。

オモチャになりすまして王宮へ向かったが、いつの間にかルフィたちとはぐれてしまったゾロ。誤って刀に触ろうとした子供を泣かせて、町を大騒ぎにしてしまう。警察に追われたゾロはその場を逃げ出し、ウィッカに怒られながらもどうにかルフィたちと合流する。一方、交易港ではウソップから隊長不在の理由を問いただされ、レオがSOP作戦の成功と同時に隊長が仲間と共に王宮のドフラミンゴを倒すのだと説明、ウソップに作戦を指揮してほしいと懇願する。思いがけず重大な役目を引き受けることになりあわてるウソップ。

話し声を聞きつけた見回りに見つかったウソップたちだったが、レオが見回りたちの服をはぎ取り『しっぽハンマー』で気絶させる。トンタッタ族のパワーにおどろくウソップとロビン。服を着替えて敵になりすましたウソップは、レオたちの力があれば勝ち目はあると強気になり、意気揚々と指揮をとる。一方、仲間を率いて木箱に隠れリフトに乗り込んだ片足の兵隊。だが、フランキーを捕らえようと『オモチャの家』に向かおうとする手下たちが多いのを見て、このまま往復が続けば埒が明かないとリフトの乗っ取りを決行する。

小人たちに隠れているよう指示すると箱から飛び出し、警備の男たちを叩きのめしていく片足の兵隊は、相手を叱責しながらレベッカとの修業を思い出していた。厳しさに泣き、守ってほしいというレベッカに、オモチャの自分はいつ壊れてしまうかわからないと、自分を守れる力を身につけさせようとした。すでにオモチャの身体には負担がかかっており、不器用な自分には強さしか教えられなかったと娘であるレベッカに心の中で詫びる。そのころコロシアムでは信じられない事が起きていた。なんと選手全員が倒れてしまったのだ。その中で、ゆっくりと立ち上がる選手、果たして勝者となるのは誰なのか?

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脚本

菅 良幸

演出

所 勝美

作画監督

出口としお 

美術

吉池隆司

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