第664話
SOP作戦開始 ウソランド突撃

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オモチャに変装して街中を走るルフィたち。号泣するルフィを見て、面食らうゾロと錦えもん。ルフィは兄弟の絆は生きていたのだと泣き笑いで答える。一方、SOP作戦を開始したウソップたちだが、交易港へ続く地下通路が狭く、フランキーの身体では通れない。こうなれば王宮の下にある『オモチャの家』より入るしかない。兵隊から、家とは名ばかりで、囚われの小人たちと共に夜通し働かされていると聞いたフランキーは同情のあまり号泣、自分が騒ぎを起こしている間にシュガーをしとめろと、囮役を買って出た。

警戒厳重な『オモチャの家』だが、正面から現れたフランキーにおどろきパニック状態になる。騒ぎを一瞥し、セニョール・ピンクがフランキーの前に現れた。おしゃぶりを口に、まるで赤ん坊のようなスタイルのセニョールを変態だと言い放ち、フランキーは先制攻撃を開始する。たちまち周囲は大騒ぎとなり、その様子はドフラミンゴはじめ、幹部たちの元へも届く。シュガーを護衛するトレーボルは麦わらの一味の狙いは工場だが、もしもここまで来たらオモチャにしてやれとシュガーをそそのかし、シュガーも同意するのだった。

小人たちと地下通路を進むウソップとロビン。フランキーの身を案じる兵隊に、大丈夫と太鼓判を押すウソップだが、武闘派の幹部たちが続々と集まっているというのだ。派手な攻撃を続けるフランキーだが、その背後には地中からセニョールが接近する。しかし、後ろから攻撃せず前に回り込み、正面からの攻撃をもろに受けてしまう。だが、セニョールは顔色ひとつ変えず立ち上るとシブい台詞を言って、女たちだけでなく警備の男たちをもメロメロにする。再び地中に姿を消すセニョールに、フランキーはおどろきを隠せない。

レオの説明によると、ドフラミンゴファミリーには最高幹部3人と幹部10人による軍が組織されていて、トレーボルの特殊能力チーム。ディアマンテの格闘集団、ピーカ軍の特攻部隊の3つの軍、さらに国外には最高幹部ヴェルゴ、幹部モネがいるという。そのころ、コロシアムではすさまじい戦いが続いていた。アキリアと共闘するレベッカだが、疲労の色は濃く、さらにその前に首はねスレイマンが立ちふさがる。ようやく交易港へ到着したウソップたち。片足の兵隊はレオたちにシュガーを任せ、ドフラミンゴを倒すべく王宮へ急ぐ。物陰に隠れたウソップとロビンは、ここが巨大な港町であることにおどろいていた。

詳細情報

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脚本

米村正二

演出

上田芳裕

作画監督

高木雅之

美術

白石美穂

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