ベラミー抹殺をドフラミンゴの命令だと明かし実行にかかるデリンジャー。にわかに信じられないベラミーは、逃げ出すが追いつかれる。ベラミーをあざ笑い、とどめを刺そうとするデリンジャーだが、バルトロメオのバリアに阻まれる。逆上してバリアを蹴破ろうとするがびくともせず、さらにラオGたちと工場を守れとの連絡に捨て台詞を残して去る。ドフラミンゴへの忠誠を踏みにじられ、涙を流すベラミーはバルトロメオに戦った相手をなぜ助けるのかと聞く。バルトロメオは一度戦えば戦友、自分は友を見捨てないと告げた。
ク王軍決起本部では片足の兵隊がみんなにSOP作戦の内容を説明していた。それは触った人間をおもちゃにしてしまう、ホビホビの能力者であるシュガーを気絶させるというものだった。成功すればおもちゃは人に、人間は記憶を取り戻す。だが、特別幹部であるシュガーは常にトレーボルに守られている。しかも、見た目は少女だが、ホビホビの実を食べたときから年をとらないため年齢は不詳だというのだ。少女と聞いて勝利を確信し、がぜんやる気をだしたウソップ、そしてフランキーにつられ、小人たちも気勢を上げる。
コロシアムの出口を探して場内を駆けずり回るルフィは、偶然、バルトロメオと出会う。ゾロと合流できた礼を言い、出口の場所を探していると話すが、ベラミーからコロシアムに出口などなく、一度入れば二度と出られないと吐き捨てられる。仲間が危ないと懸命に出口の場所を尋ねるルフィに、自分の後を付いてくれば出れるかもしれないと告げるベラミー。礼を言おうとするルフィを押し止め、あくまでも偶然で、ドフラミンゴを裏切れないと胸の内を明かす。口をはさもうとするバルトロメオだが、ベラミーはそれをさえぎる。
バルトロメオからメラメラの実のことをたずねられたルフィは、仲間の命に代えられないと残念そうに答える。そこでバルトロメオは必ずメラメラの実を手に入れ、ルフィに渡すことを約束した。喜ぶルフィだが、謎の男が現れ、メラメラの実を渡さないと告げる。そして謎の男は近づいてくると帽子を脱ぎ、親しげにルフィに話かけた。最初は怒っていたルフィだが、その顔を見たとたん、言葉を失い涙を流す。話は終わり、謎の男はルフィになりすまし、場内へ戻っていく。外へ出て錦えもん、ゾロと合流したルフィは着ぐるみに変装、泣きじゃくりながらもう大丈夫だと言い、ドフラミンゴを倒しに向かう。
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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中山智博
- 演出
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えんどうてつや
- 作画監督
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楢崎朝子
- 美術
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吉池隆司