第1129話
くまの過去 死んだ方がいい世界

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父くまの思いを胸に、サターン聖に刃を突き立てるボニー。だが、サターン聖はまるで動じず、見えない何かでボニーを吹き飛ばすと、そのまま捕まえてしまう。ボニーを助けようとするサンジ達だったが、見えない力で圧され、動けない。海兵達の銃口が一斉にボニーに狙いを定める。ボニーは、かつてのくまとの日々を思い起こしていた。

47年前、〝南の海〟ソルベ王国で、くまが産声をあげる。幸せな日々を送るくまとその家族だったが、バッカニア族の血筋であることが政府に見つかり、囚われの身になってしまう。ある時、父と再会したくまは、母の死を告げられる。絶望の中で父から聞いたニカの話、それだけがくまの父とくまの生きる希望だった。しかしそんな父もまた、くまの目の前であっけなく銃殺されてしまう。

それから時は経ち、38年前、〝西の海〟ゴッドバレーでは、〝人間狩り〟と称された地獄のゲームがはじまろうとしていた。標的は、先住民と罪人、そして奴隷達。脱走を試みるくまだったが、同じ境遇の奴隷達に捕らえられてしまう。「ヴォレは生きるぜ! お前らどうする!?」。くまの前に現れたのは、幼きイワンコフとジニーだった。

詳細情報

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脚本

米村正二

演出

嶋谷将

作画監督

斉藤圭太、伊藤公崇、藤井梨奈、深谷梨里花、石塚勝海、たくやまねる

美術

藤倉桃子

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