海賊島・ハチノスでは、ガープ達と黒ひげ海賊団との激しい戦闘が続いていた。
深い傷を負ったガープの姿に、コビーはかつて海軍本部で受けたガープの授業を思いだす。シマシマの実の能力を使って巨大な右腕を伸ばし、孔雀やたしぎ達の乗った軍艦を押しつぶそうとするピサロ。軍艦は砲撃を続けるが、右腕はびくともしない。ガープはコビー、グルス、ヘルメッポの三人に、ピサロの右腕を破壊して軍艦を守れと命じる。すぐさま行動に移るコビー達。右腕を駆け上がるが、黒ひげ海賊団がそれを阻む。だが、ヘルメッポが身を挺して彼らを撃退した。
一方、ガープもピサロの本体に接近すると〝拳骨唐竹割(ギャラクシーディバイド)〟を食らわす。衝撃と痛みでピサロに一瞬の隙が生じる。その隙をつき、ピサロを攻撃するコビー。ガープを見習い、つらく厳しいトレーニングを続けてきた成果が〝実直拳骨(オネスティインパクト)〟となって放たれたのだ。
粉々に砕けるピサロの右腕。その落石をグルスが〝粘土(グニョ)の巣〟で受け止め、軍艦を救う。コビー、グルス、ヘルメッポは軍艦に到着し、あとはガープの帰還を待つだけとなった。だが、ガープはクザン達に包囲されていた。
「人の未来を救え、前進せよ」というガープの教えを胸に刻み、コビー達はガープと別れ、海賊島を後にする……。
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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藤田伸三
- 演出
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小山保徳
- 作画監督
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久田和也、斉藤圭太、石塚勝海、小田裕康、赤倉ちはる
- 美術
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牟嬌