ロビンはシャカから「オハラの意志は生きている」と聞いて涙をこぼす。シャカ(ベガパンク)は、オハラが壊滅したバスターコール事件より数か月後に自身が見たことを話して聞かせる。22年前――。壊滅したオハラを訪ねたベガパンクは湖に沈められた大量の文献を引き上げている数人の巨人族の姿を目撃する。現れたドラゴンによると、彼らは文献の価値を知っており、盗賊ではないという。花を手向ける二人だったが、ドラゴンは今回の事件を機に、軍隊を作ると宣言。その年の内に、ドラゴンはエンポリオ・イワンコフ、バーソロミュー・くまと共に『革命軍』は結成された。一方、ベガパンクは、内密にエルバフを訪ね、オハラの読み解いた世界の謎の研究を進めてきたのだという……。驚愕の過去を知り、唖然のナミ達。そして、ロビンはベガパンクの示唆した全身に包帯を巻いた妙な男とは、亡くなったと思っていた友人・サウロであると気づき、大粒の涙をこぼす。
一方、スクラップ場に来ていたルフィ達とボニー。ベガパンク本体の肥大していたはずの頭がバッサリ切られている理由が、彼がノミノミの実の脳ミソ人間であり、現在はその知識を『パンクレコーズ』に格納し、頭につけたリンゴ型アンテナの通信で受け取っていると知る。一味が出会ったシャカ、リリス、エジソン、ピタゴラス、アトラス、ヨ―クの6人はベガパンクの人格を6分割した分身だったのだ。自身と同じように、いずれは世界中の人類がこのパンクレコーズにアクセスし、体験と知識を同期し、共有できるようにとベガパンクは研究を進めているようだ。だが、科学を前に進めるために父親であるくまを戦闘兵器に変えたベガパンクを責めるボニー。ルフィは、鎮座する巨大ロボもベガパンクが作ったのかと尋ねるが、「こいつは200年程前に聖地マリージョアを襲っていたという伝説の鉄の巨人!!」とベガパンクは言い放つ!
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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中山智博
- 演出
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重矢葉月
- 作画監督
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横山健次
- 美術
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Dhavee Morato