第202回：エッグヘッド編を振り返ってみよう！Part2

パンゲア城の名前の由来は長い間謎だったけど、ベガパンクの通信によって、なぜ〝パンゲア〟(僕達の現実世界で、かつて存在した超大陸の名前)になったか、少しわかったかもしれない。『ONE PIECE』世界では、過去に大陸が一度海に沈んだことが明らかとなった。ならば僕達の世界の超大陸「パンゲア」のように、巨大な大陸がドーンとあって様々な文明を繋いでいたかもしれない。その中心だった場所が、もしかして現在のパンゲア城が建っているところなのかも!?

〝火ノ傷(ヒノキズ)〟の男は、ここ数年、謎めいていてファンの間で注目の的となっていました。その男の出自についてまだ情報が十分ではない現段階で推測するのは危険…。だけど、シリュウは政府の人間ではないかと疑っていた。それなら色々と考え始めちゃうね！　もしその男が世界政府の人間であると仮定して、今も政府側に付いているとは言い切れないかも。元海軍である可能性もありえる。『ONE PIECE FILM Z』公開時、第691話の扉絵にも使われた海軍兵士の集合絵で、まだ特定されていない一人だったりするのでしょうか?

読者が気になる〝D〟、その名を持つ者達へ、ベガパンクが伝言(メッセージ)を話し始めたところで、残念ながらその配信は途切れてしまった。彼が〝D〟の名を持つ者達へ一体何を伝えようとしていたのだろうか…。しかし、ベガパンクの意識は猫(サテライト)達やパンクレコーズの中で〝生き続けている〟。ベガパンクの最後の伝言の内容を知っている者達がいるってことかもしれない！　世界に向けて重要なことを伝えるチャンスは、きっとまだあるはずだ！

ギョギョやボニー海賊団の他のクルー達が、海賊ボニーの〝保護者〟になるまで、そしてどのようにくまとボニーの人生に関わってきたのかが明かされました。その過程を見るのはとても面白かったし、感慨深かったね！　ギョギョ達ボニー海賊団が初登場した第498話では、まさかボニー船長が10歳の少女だと思わなかったし、そんなに歳の差があるなんて想像もつかなかった!!

トシトシの実の能力でいかなる未来にも変身することができ、ボニーは〝ギア5〟ルフィのような姿に変身していた。もしトシトシの実の能力者が覚醒すると、自分以外の人間も〝ギア5〟ルフィのような戦士に変身させることもできたりするのかな!?

現在までに希少種・絶滅種と言われる3つの種族の存在が明らかとなった。「三つ目族」、「ルナーリア族」、そして「バッカニア族」。これらの種族の起源はまだ深い謎に包まれていますが、〝空白の100年〟の出来事と繋がっていることでしょう。シリーズが終了するまでにこの三つの種族の謎が明かされることはあるのでしょうか？

ただの古代の種族だったのか？　はたまた、実は異星人だったのか？
それとも…人体実験の〝成果〟だったのか？？？

体が大きい人間が『ONE PIECE』の世界にたくさんいるけど、「バッカニア族」である人間は今まで確認されていない。もし実は描かれていたとしても、純血なバッカニア族ではないのかも。今後、〝人の巨大化〟とそれに対する世界政府の執着についてさらに明かされることがあるでしょう。

第1125話ではイムの力によって、サターン聖が「何か」を奪われ、恐ろしい末路を辿っていた。イムの力は五老星の並外れたパワーや生命力と関連していそう。第908話で５人揃ってイムに頭を下げたのは、もしかして、彼らが生命力をイムに頼っていたからかな？

ボニーの通称は「大喰らい」ですが、彼女の名字〝ジュエリー〟も自分で選んだニックネームかも！　彼女が5歳の時の場面では「ボニー」の名前だけが載っていて、「ジュエリー」はジニーやくまとは関連していない名字のようです。くまがボニーの病気の傷を指して〝宝石〟だと言ったからかな？

ボニーの切なすぎる過去について言えば、〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟を目指す大物達の中に、ひそかにボニーと共通点を持つ人がいると思わない？

天竜人の人体実験の被害者として、ボニーは妙な症状を抱えることになった。今回はあまり深く掘り下げませんが、ボニーみたいに異形な体を持ったキャラクターがいて、ちょっと興味深いところです！