女ヶ島アマゾン・リリー編

ルフィ、女の帝国で〝海賊女帝〟と出会う!!

シャボンディ諸島での戦いにて、バーソロミュー・くまによって世界各地に飛ばされた麦わらの一味。ルフィが飛ばされたのは、女ヶ島アマゾン・リリーだった。

男子禁制のこの国は〝王下七武海〟の一人にして海賊女帝ボア・ハンコックが治めていたが、ルフィはひょんな事からハンコックの秘密=背中の紋章を見てしまい、処刑される事になってしまう。

処刑の場となった闘技場で、ハンコックの二人の妹・サンダーソニアとマリーゴールドと戦い、見事勝利したルフィ。さらに二人の背中の紋章を人目に晒されないよう庇った事で、処刑を免れる。
ルフィが「天竜人を殴り飛ばす」という大事件を起こした男だと知ったハンコックは、自分がかつて天竜人の奴隷だった事をルフィに打ち明ける。ハンコック達の背中の紋章は、その時に付けられた奴隷の印だった。

誰も逆えないはずの天竜人に、一切の恐れなく挑んだルフィを気に入ったハンコックは、船を貸し出す事を許可する。
だが出航前夜、ルフィは兄エースの公開処刑が間近に迫っている事を知らされる。ルフィは仲間との再会を一旦後回しに、単身エース救出へ向かう事を決意。ルフィに惹かれ、恋に落ちたハンコックの協力を得て、ルフィはエース幽閉の地・大監獄インペルダウンへと向かう。

一方その頃、ルフィ以外の麦わらの一味は…。

ルフィがインペルダウンを目指していた頃、残りの麦わらの一味の面々も、くまに飛ばされた先でそれぞれ悪戦苦闘していた。

ロビンは〝東の海(イーストブルー)〟の労働者の国テキーラウルフで囚われの身に。ナミは小さな空島で天候を科学する国ウェザリアに、チョッパーは〝南の海(サウスブルー)〟の鳥が人を支配する島・トリノ王国にいた。そしてフランキー、サンジ、ウソップ、ゾロはそれぞれ〝偉大なる航路(グランドライン)〟の各地へと飛ばされていた。フランキーは冬島の「からくり島」と呼ばれる未来国バルジモアへ。サンジはカマバッカ王国でオカマ達に追いかけられ、ウソップはボーイン列島の野生の島でヘラクレスンと名乗る男と出会う。ブルックは貧困の国ハラヘッターニャで悪魔と間違われてしまい、ゾロはクライガナ島・シッケアール王国跡地で、ゲッコー・モリアの部下ペローナの看病を受けていた。

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