第177回:破カイ国

漫画

破カイ国

第1015話で、モモの助がワノ国はまだ「開国」しないと伝えると、象主(ズニーシャ)は去っていった! 世界に対してワノ国の扉が開かれるのはまだ早いようだ!
「開国」というと〝政治的な面〟があるけど、象主も関わっているなら〝物理的な面〟もあると思われる。何かワノ国と新世界、あるいは世界そのものと繋がると便利になる仕組みとか! 具体的にどんな構造なのかは未知で、あくまで想像の範囲だけどこちらの断面地図と火山の爆発がいいヒントになるかもしれない!

そもそも「開国」に象主が関わるってことは〝とてつもない力〟が必要だということ?
現在、ワノ国へ入るには滝を登らなければならない。一般的な船にとっては不可能に近いね! しかし上の断面地図を見ると、滝そのものは意外と奥行きが浅いことが分かります。ってことは…象主が滝ごと島の壁面をぶっ壊す!? そうだとしても今の地形はワノ国に影響は大してないはず。本島にまた滝ができる程度。そしてさらに火山爆発で水面に上がってきたマグマが固まり、本島へと繋がる〝斜面〟が出来るはずだ!

チビで泣き虫の〝鯉〟とも言えるモモの助が、〝滝を登り〟ワノ国の国民達を守って、立派な〝龍〟になった! 今後滝が壊されたら残念だけど、相応しい将軍が再び現れるまでワノ国を世界政府から守りきれるだろう!

週刊少年ジャンプ 26号 第1050話


〝あの一家〟の救い

遥か昔からワノ国を統率していた光月家は5大名家に支えられていた。
霜月家、黒炭家、雨月家、天月家、そして風月家。将軍も大名もワノ国の大物達の共通点は〝月〟の一文字。…が! あの一家だけが違う。そう「黒炭家」。
他の4大名が月の美しさを思い描く苗字であるのに対して、黒炭家だけが〝暗黒〟を思い起す苗字。皮肉なことに、あの〝暗黒〟の一家は秘密裏に将軍の座を奪おうとしていた。苗字を読むだけでゾッとする一家。

とは言え! 尾田っちが完全に〝黒〟い悪役キャラを描くことなどめったにない!
キャプテン・クロやドフラミンゴのような、一ミリも人情味がない完全狂気な〝一族〟として黒炭家を描くなんてことは、あまりにも尾田っらしくない! オロチ、せみ丸、ひぐらし、そしてカン十郎はたしかに最低な連中だけど、迫害もされてきた黒炭家全員に救いはないのか!?

1年程前、ある読者が上記に関連した考察を披露しており、正直、ストーリーの展開としてはあまり気に入らなかったけど鋭い考察だったので紹介したい。とはいえ、具体的に話すと本誌のネタバレにもつながるので、ちょっとボヤかして説明すると「ある人物がある人物と一緒にいたのは、光月家が黒炭家の血筋を守る為に動いていたからではないか」というもの。しかしそれだと、なぜ光月家が敵である黒炭家を守り続ける必要があったのか全くわからない。けれどももしそうだとしたならば、恐らく世界を震撼させるような訳があるんではないだろうか…!?

この考察にまつわるヒントがこのページのどこかに隠れているよ!
興味ある読者はぜひ探してみてね!

週刊少年ジャンプ27号 第1051話
『ONE PIECE』96巻(第965話)

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