漫画
カイドウ&リンリン
かつてルフィという若く生意気な海賊を、その“可能性”ごと払い除けたカイドウは、1000話でルフィの流桜が入った拳を食らい、彼を見直した。こちらのコマではルフィの背中に猛獣級な相手の影をカイドウは見ている。
あっ、待って! あれ? ビッグ・マムはどこだ? ビッグ・マムとカイドウが同盟を組んだついこのあいだまで、ガチで勝負していたじゃんか? 同じ元ロックス海賊団の仲間、白ひげの姿を見ているのにね!
今回はルフィが男だから「男限定」で相手を思い浮かべていると思う! 「どれ程の〝モン〟」と書いてあるけど〝モン=男〟という気持ちが含まれているかもしれないね!
それか…カイドウは本心では、ビッグ・マムを相手として認めていない??
だとすると、この前の勝負は、彼女に譲っていたのかもしれない!
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週刊少年ジャンプ 新年7号 第1001話
ゾロ&流桜
こちらのセリフでふと気付いたけど、ゾロは流桜をまだ習っていない!? カイドウ戦で試しに流桜を使ってみたらカイドウを斬れちゃう!? はたしてカイドウは、ゾロの攻撃でおでんに斬られた日を思いだすことはあるでしょうか?
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週刊少年ジャンプ 新年7号 第1001話
ゾロ&鬼
1997年11月17日、『ONE PIECE』第17話でゾロの技〝鬼斬り〟が初登場した! 当時、鬼斬りは半分ダジャレ、半分・シェルズタウンのリカのおにぎりのコールバック。
それから約23年後、ゾロが〝鬼〟を斬ろうとするなんて尾田先生しか想像してなかったでしょう! タイミングも凄いですね! 節分の前に鬼斬り!
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ONE PIECE 2巻(第17話)
週刊少年ジャンプ 新年7号 第1001話
キッド&鎧
キッドの鉄くず鎧〝磁気魔人(パンクロットン)〟がカッコよすぎて気絶しそうなくらい驚いた! いつかフィギュア化して発売されたら間違いなく即買い!
さて、キッドの鎧はメカに見えるけどメカとは大分違う。パンクロットンの手と胴が浮かんでいることによって、SF感というよりファンタジー感が強い。某王道RPGシリーズのラスボスみたい!
そして『ONE PIECE』でメカと言えば、代表はフランキー将軍! フランキーが乗るメカのフランキー将軍はコーラを燃料に動いているからこそSF感が強い。キッドは不思議な悪魔の実の能力で鎧を動かしているからこそ、ファンタジーな感じが強い。ちなみに、キッドは恐らく自由自在にいくつかデザインを作れるはずなのに、なぜわざわざ手足が固定されたメカではなく、手と胴が浮かんだパーツの鎧を組み立てたのでしょう?
これもまた〝尾田先生に聞かないと分からない〟けど、個人的にその理由は分かったと思う。それは、弱点を減らしているからだと思う! 手足を関節などで繋げると敵に斬られて動けなくなってしまうけど、こうしたら敵に攻撃される面積が大分減るからね! キッド天才! って、ただ単に『カッコいいから』と言う理由で造ったということもあり得るけどねw
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週刊少年ジャンプ 新年7号 第1001話
カイドウの笑顔
あのカイドウが…笑った!
この笑顔は悪意がガンガンにじみ出てるけど、その奥には純粋で少年らしい〝喜び〟があると思う。この一瞬でカイドウは見えたのかな、長年望んできた〝完成〟。この戦いで、自分の〝死〟の可能性を見て、笑った?
尾田先生はこれまでにカイドウの険しい面をた~くさん描いてきたので、これからカイドウが〝完成〟に近づいたら悪意のない、純粋に喜んでいる笑顔をみせてくれると信じたいッ!
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週刊少年ジャンプ 新年7号 第1001話