ヤマトは己の心の支えであったおでんの日誌をモモの助に渡した。亡き父の日誌を手にして涙をにじませるモモの助にヤマトは語る。白ひげ、ロジャー、おでん……彼らの言う「20年以上先の未来に押し寄せる若き強者達」、その筆頭をエースだと信じていたと。しかし、エースは死んだ。彼が口にしていた弟であり、モモの助が連れてきた男・ルフィこそが、おでんの日誌に書かれていた「次の時代を担い、カイドウを討てることができる海賊」であると。所変わってドクロドーム、その屋上。カイドウ、ビッグ・マムの元へ着々と到着するゾロ、ロー、キッド、キラーそしてルフィ。遂に対峙する最悪の世代達とふたりの四皇。
ルフィは、カイドウに敗北し、満身創痍となった赤鞘九人男達を発見する。そのリーダー、錦えもんの元へ歩み寄るルフィ。おでんに合わせる顔がないと涙する錦えもんは「背負ってくれんか……ワノ国を……!!」とルフィの腕を強く握る。「当たり前だろ!! 友達の国だ!!」と叫ぶルフィ。その胸に甦るのは、赤鞘九人男やワノ国の人々の想い、覚悟――。ルフィが新たに会得した覇気「流桜」を纏った「ゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)」が無敵と思われたカイドウを地面に叩き伏せる!!
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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山崎亮
- 演出
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石谷恵
- 作画監督
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森佳祐、伊藤公崇、小島崇史、山本拓美
- 美術
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陳烔年