第1014話
マルコの涙! 白ひげ海賊団の絆

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塔の穴の中で疫災弾のワクチンを大量に作っているチョッパー。そのチョッパーを守るヒョウ五郎たち親分衆。その間も氷鬼化は進むがマルコの青い炎が氷鬼化を防ぐ。クイーンの命令でマルコに襲い掛かる百獣海賊団の海賊達。そんな状態でもロビンとブルックを城へ向かわせ、ゾロを屋上へと連れて行こうとするマルコは、思わずエースの事を思い出す。白ひげ海賊団に入り、二番隊隊長を任されたエースはワノ国へ行かせてくれと白ひげに頼んだ。それはお玉、エースとの約束を守る為だった。だが白ひげは「光月おでんに倒せなかった男を! お前に討てるか!!!」と烈火のごとく怒り、エースをボコボコにした。一方、マルコとイゾウは白ひげがワノ国へ行く事を承諾したら一緒に行くと言った。「じゃあもう勝てそうじゃん……」と、そんな事を言ったエースを思い出し、マルコは涙ぐむのだった。

狛ちよに乗って走るナミ、ウソップ、そしてお玉はルフィがエースの弟と知って、ひどい事を言ってしまったと後悔していた。モモの助もヤマトからエースがルフィの義兄と聞き、驚く。そんなモモの助にヤマトは言う。「星の数ほどいる海賊達の中で、キミ達がルフィと出会い、この国へ連れて来たのは、僕には運命としか思えない! だってルフィの名前には、Dがついてるんだもん!」ルフィはついに5階までたどり着く。屋上へ続く階段があり、その階段をシシリアンたち三銃士、BB、ロディたちが死守していた。ルフィは彼らに感謝し、屋上へと向かうと、カイドウとビッグ・マムが待ち受けていた。

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脚本

米村正二

演出

所勝美

作画監督

島貫正弘

美術

田中里緑、Dhavee Morato

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