えびす顔のトの康の正体が白舞の元大名・康イエだと発覚。羅刹町老屋敷前で、大衆の前、康イエは磔にされながらも、オロチ将軍の事を「害虫だ!」と言い切った。康イエは、反乱侍たちの持つ『判じ絵の札』は、イタズラだと大衆に向かって叫ぶ。おでんを裏切って将軍の座に就いたオロチに反抗する為に、子供のようなイタズラを計画したのだと話す。それを聞いたオロチの部下達は、動揺する一方、錦えもんたちは、康イエが自らの命を投げ打って、討ち入り作戦を守ろうと嘘をついていると気づく。
怒りのオロチは、康容赦なく銃の引き金を引く!銃弾を浴び続ける康イエは、回想する――。康イエは、白舞の大名時代に、不良侍の錦えもんたちに出会っていた。康イエは、私財を彼らに渡し、ワノ国一の侍達であれと告げたのだ。康イエは、おでんがいずれワノ国の『将軍』になる男だと信じていた……。処刑される康イエを見て、錦えもん、イヌアラシ、酒天丸、カン十郎、雷ぞう、河松らは、涙を流す。その康イエの元に懸命にトコが駆けて来る。「お父ちゃ~~~~ん!!!」康イエは、笑顔のまま、地に倒れ、事切れた……。しかし、それを見て、町民達は大爆笑!その異様な光景に戸惑うゾロたち。そしてゾロの胸元で泣いていた日和がその理由を告げるのだった。
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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中山智博
- 演出
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中島豊
- 作画監督
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井上栄作、伊藤公崇
- 美術
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飯野敏典