花の都では、亡くなった花魁・小紫の棺を運ぶ最後の花魁道中が行われていた。オロチに逆らった小紫の亡骸は、羅刹町の牢屋敷にて罪人として火葬されるという。一方、兎丼のルフィ達は突如スクリーンに映し出された、牢屋敷の処刑場の中継映像を見ていた。処刑場に姿を見せたトの康は磔台に括りつけられ晒し者にされる。
えびす町で中継を見ていたしのぶとカン十郎は、トの康の正体をナミ達に語る。彼は、かつておでんと並び光月家に仕えた大名の一人「霜月康イエ」だった。当時の康イエを知っていた民衆は次々にその名を呼ぶが、役人達によって制される。磔台の康イエは空を舞う花びらを眺めながら、数十年前のおでんとのやり取りを思い出す。そして、集まった民衆に向けて人生最後の大演説を始めるのだった。
詳細情報
- 放送日
-
- 脚本
-
田中仁
- 絵コンテ
-
山内重保
- 演出
-
鈴木裕介
- 作画監督
-
島貫正弘
- 美術
-
田中里緑