第714話
癒しの姫 マンシェリーを救え!

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間一髪、ディアマンテの剣からレベッカを救ったロビン。処刑を邪魔されて怒るディアマンテと、すでに怒りも限界となったキュロスは一触即発の状態になる。一方、王宮1Fの礼拝堂には、続々と戦闘不能となった幹部たちが担ぎ込まれていた。グラディウスまでもが敗れたと知ったジョーラは、戦況の不利を逆転させるため、マンシェリー姫の能力を使って、幹部たちを復活させようとしていたのだ。千里眼でジョーラの企みを知ったヴィオラは驚き、外壁塔を移動中のレオとカブにマンシェリーの身に危機が迫っていると教えた。

マンシェリーを救うため、礼拝堂に急ぐレオとカブだが、激しい砲撃でレオ一人で礼拝堂をめざす。幹部たちを復活させるため、マンシュリーに、魔法の水を出すジョーロを要求するジョーラ。しかし、ドフラミンゴがウソをついていたことを知ったマンシェリーに拒絶される。仲間たちを人質に言いなりにしようとするジョーラだが、もう悪い人を助けるのは嫌だと言われ激怒、力づくで従わせようと痛めつける。そして偶然、マンシェリーの涙が当たった手下が元気になるのを目撃、涙にも治癒能力があることに気づいてしまう。

涙さえあれば幹部たちを復活させることができる。情け容赦なくマンシェリーに手を上げるジョーラ。痛みと恐怖で涙を流し、レオに助けを求めるマンシェリー。あまりに酷すぎる光景を見て、急いでとレオに指示するヴィオラ。そして、レオがようやく礼拝堂に到着、手下を叩きのめし突入した。勝利を確信したジョーラは第2ラウンドの始まりを宣言してマンシェリー姫の涙を倒れた幹部たちに降り注ごうとする。だが、そこへ遅れて到着したカブが突入、レオに姫を救えと言い、渾身のビートルアッパーで幹部たちを吹き飛ばす。

間一髪のところで幹部たちの復活を阻止することに成功した。驚き、すぐさまやり直そうとするジョーラの身体に、幹部や手下たちの身体を縫い付け動きを封じ、ジョーラを倒したレオは、みごとマンシェリーの救出に成功する。助け出されたマンシェリーは、まるで王子様のようだとレオに甘えるが、気づいてもらえず怒りをぶつける。一方、ベラミーの一方的な攻撃を受けながら、ベラミーの怪我を心配、戦うことを止めさせようとするルフィ。しかし、ベラミーの意思は固く、たとえ死んだとしても、ルフィを倒せばドフラミンゴの記憶に残るかもしれないと叫ぶ。その言葉を聞いたルフィの目に決意の色が浮かぶ。

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脚本

上坂 浩彦

演出

上田 芳裕

作画監督

楢崎 朝子

美術

白石 美穂

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