工場の扉を押し開き、小人たちと合流したフランキー。仲間が助けに来てくれたと歓声を上げる小人たち。その健気さと頑張りに感激してもらい泣きするが、姫とキュイーンを間違えて呆れられる。小人たちへの折檻を邪魔され怒るキュイーンは自ら仕留めようとするが、フランキーに抱きつかれて身動きできなくなる。そのころ、いまだ行方のわからないマンシュリー姫を血眼になって探し回るマウジイ。姫の姿を求めて工場内を駆けずり回り、あやうく見張りの男たちに気付かれそうになるが、ネズミだと思わせて何とか逃れる。
3段目を進むルフィたちは不気味な頭割り人形に囲まれてしまった。目の前の敵を倒すものの、次から次へと現れる人形たちに手を焼かされる。一方、騙されたと気づいて工場へ引き返したセニョールはフランキーを攻撃するが、キュイーンを盾にされ失敗する。勝手に抱きつかれ、道具代わりに利用されたと怒るキュイーンだが、強引にキスされると一転、乙女のように恥じらう。なおも言葉を続けようとするキュイーンを子供扱いし、黙らせるセニョールとフランキー。工場の破壊をかけ、再び壮絶な戦いが始まろうとしていた。
どうにか頭割り人形たちを倒し、先を急ぐルフィたち。ピーカを足止めして、ロビンたちを先へ行かせたゾロ。目の前でレベッカを取り逃がし、怒りに燃えるピーカは再びゾロを攻撃するが、全て躱されてしまう。ゾロの強さに感激するバルトロメオだが、ロビンから、まもなく2段目に到達うるのでジャンプの着地点に気をつけろと忠告される。マウジイから、工場内の仲間が解放されたと聞いて喜ぶレオだが、肝心のマンシェリー姫が行方不明だと聞き、不安の色を隠せない。一方、旧王の台地のウソップたちにも危機が迫る。
戦いを終わらせるため、ウソップたちを捕えようと人々が押し寄せる。逃げようと主張するウソップだが、どこへ逃げるのかとヴィオラに一蹴される。リク王はマンシュリー姫は王宮のどこかにいると言うと、ヴィオラに千里眼で王宮内を探すように指示する。そこへ錦えもんとカン十郎が到着。外の様子におどろきながら、ウソップにカン十郎を紹介する錦えもん。現状を説明しようとするウソップだが、カン十郎の描いた網で人々が登ってくるのを見てパニックになる。一方、マンシュリー姫が見つからず焦るヴィオラだが、記憶をたどって、ついに礼拝堂の裏の小部屋で泣きじゃくるマンシュリー姫を発見した。
詳細情報
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- 脚本
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冨岡 淳広
- 演出
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小牧 文
- 作画監督
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北崎 正浩
- 美術
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吉池 隆司