第686話
衝撃告白!ロー熱き魂の誓い!

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ピーカの相手をゾロに任せ、王宮へと突き進むルフィ。石像の動きが止まった今がチャンスだと、手下たちをなぎ倒し後に続く海賊たち。王宮前には藤虎率いる海軍が、その先にはファミリーの幹部たちが待ち受ける。状況を見たベビー5は戦局が、海賊たちコロシアム軍団、キュロス、ゾロとピーカ、ルフィとローの四か所だと分析した。そして、いつの間にかセニョールの姿が見えないことに気づく。一方、工場へ到着したフランキーの前に、そのセニョールが現れていた。扉の破壊を邪魔されたフランキーは再びセニョールと戦う。

人々との無用の争いを避けるために姿を隠していたキュロスだったが、平穏を求める民の必死の訴えを見過ごせず、剣を鞘に納めて姿を現した。そして、戦いを終わらせるためにも先へ行くと言い残し、再び王宮へ向かう。ゾロとピーカの激しい戦いはいまだ続いていた。それまで黙っていたローだが、覚悟を決めたと重い口を開き、自らドフラミンゴに一矢報いたかったと明かした。13年前、ローは命をくれた恩人をドフラミンゴに殺されたというのだ。その人物こそファミリーの最高幹部、コラソン。ドフラミンゴの実の弟だった。

どうにか新王の台地へ登ったウソップたち。ルフィに会えると喜んでいたバルトロメオだが、その姿がなくショックを受ける。だが、5分と同じ場所にいないと教えられ、さすがだと感心する。一方、ヴィオラは千里眼でローの手錠の鍵を発見、届けようとするが海賊という理由でリク王に止められた。しかしヴィオラは、この国がどれほど世界政府にひどい傷を負わされたのか、そんな相手に今さら助けてほしくない、ルフィたちは無法者かもしれないが、その言葉には血が通っている、それに国の運命を賭けたのだと逆に説得する。

さらにレオはリク王にウソップこそ呪いを解いたヒーローだと説明、その仲間であるルフィたち麦わら一味は希望の星だと訴えた。ヴィオラの見つけた手錠の鍵を、自分が届けに行くことを買って出るレベッカ。それならばと同行を名乗り出るバルトロメオ。レオは地上ではなく屋根の上を行くことを提案する。二手に別れ、レオとカブはレベッカたちと、インヘルと小人たちはフランキーと協力して工場を破壊、マンシュリー姫たちを救いだし、王の台地で合流することを約束する。一方、新王の台地に一番乗りを果たしたルフィは、向かってくる銃弾をすべてゴムゴムのお礼砲で跳ね返し、その先へ進むのだった。

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脚本

田中 仁

演出

えんどうてつや

作画監督

新垣重文

美術

白石美穂

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