第671話
打倒シュガー 小人の兵隊突撃!

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ピーカの相手を引き受け、ルフィとヴァイオレットを王宮に行かせたゾロだが、何度、身体を切り崩そうとすぐさま再生するピーカに苦戦していた。ラオGと片足の兵隊たちを乗せたリフトは王宮一Fへ到着する。地下交易港のスマイル工場では、小人たちがマンシュリー姫の病気を治すためだと騙され、ロクな休みも与えられずに重労働させられていた。不良品を見咎められ鞭で打たれながらも、姫に会わせてほしいと懇願する小人たちだが、見張りの男から病気がうつったら大変だとうまく言いくるめられ、あっさりと騙されてしまう。

シュガーに接近しようとするのを邪魔され、不満を口にするレオに、ロビンはトレーボルの動体視力と能力を甘く見るのは危険だと忠告する。そこでシュガーからトレーボルを引き離そうと、ロビンが一計を案じた。積荷に偽装したビアンたちが停泊中の海賊船を襲撃、その騒ぎを利用してトレーボルを誘いだそうというのだ。計画は順調に進み、海賊船は大混乱となる。見張りに化けたロビンは、海賊の暴動だとトレーボルに報告した。見かけない顔だと怪しまれたものの、ロビンの迫真の演技により、シュガーとの分断に成功する。

レオたちと一緒に戦おうとせず、自信をつけさせるためあえて後方から見守ると嘘をつくウソップ。その言葉を信じて行動を開始するレオたち。そして、隙を見てシュガーのグレープのかごに、タタババスコを紛れ込ませることに成功する。シュガーが食べるのを固唾を飲んで見守るが、偽物だと見抜かれ捨てられてしまう。このままSOP作戦が失敗すれば、他の作戦が崩れるのは明らかだと、意を決したレオたちはシュガーの前に姿を現した。工場で働かされている仲間を解放しろと迫り、シュガーを気絶させると意気をあげるレオたち。

仲間なんか知らないととぼけるシュガー。うっかり騙されそうになるレオたちだが、ウソップに指摘され我に返った。小人たちの正面攻撃にシュガーは自分が弱く思われているのかと腹を立て、一斉に向かってきた小人たちをオモチャにすると、幹部塔にいる者を皆殺しにしろと命令、小人たちに同士打ちをさせようとする。シュガーから罠だと呼び戻され、騙されたことに気づいたトレーボルはロビンを捕えようとするが逃げられた。ロビンが麦わらの一味だと気づき、怒りの収まらないトレーボルは、ベタベタの能力で海賊船を持ち上げ幹部塔に叩き付ける。

詳細情報

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脚本

米村正二

演出

細田雅弘

作画監督

横山健次

美術

吉池隆司

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