ドフラミンゴの急襲から間一髪、ナミたちを救ったサンジ。灼熱の蹴りを放つが、ドフラミンゴの操る糸に邪魔され、空中に放り出される。ドフラミンゴはサンジに見せつけるようにサニー号へ接近、そうはさせまいと急いで戻るサンジだが、焼鉄鍋スペクトルの連打も通じず、ドフラミンゴの糸に絡め取られ身動きできなくなってしまう。何が起きたかわからずおどろくナミたちに、ジョーラはもうサンジは死を待つばかりと高笑いする。サンジは混乱するナミたちに逃げろと叫ぶが、その命を絶とうとドフラミンゴが狙いを定めた。
ギリギリのところでサンジを救ったローは、自分のミスを詫びるとサンジを連れてサニー号へ向かう。解放されなかったうえ、肝心の心臓は最初からローの手にあったと知り悔しがるシーザー。ローはゾウへ向かうよう指示するが、ルフィ不在のまま出航などできないと拒否するナミ。だが、藤虎が引き寄せた軍艦からの攻撃、さらに隕石の落下にたまりかね、ゾウ行きを了承した。サンジはローの行動に理解を示しながらも、本来の目的である四皇カイドウを倒すことより、ローがドフラミンゴにこだわり過ぎていることを指摘する。
サンジの追及に沈黙を守るロー。ドフラミンゴはなおもサニー号を追い、執拗に攻撃を仕掛けてきた。ローは咄嗟に刀で強靭な糸の鞭を受け、ドフラミンゴの動きを防ぐと、サンジに雲のない場所を探すように指示した。ドフラミンゴはイトイトの能力者で、糸を雲にかけることで空中を移動していたのだ。さらにローはジョーラに刀を突きつけ、ドフラミンゴに決断を迫る。自分のことなど気にするなとドフラミンゴに訴えるジョーラ。ドフラミンゴの動きが止まった、そのわずかな隙をつき、サニー号は脱出に成功したのだった。
ルフィと連絡を取るため闘技場へ入ろうとするゾロと錦えもんは、偶然、通りがかったバルトロメオに話しかける。ゾロに声をかけられ、うれしさのあまりまともに答えられないバルトロメオ。一方、攻撃のチャンスを得ながら、絶対に攻撃しようとしないレべッカにキャベンディッシュは疑問を抱く。そのころ、ドフラミンゴと対峙したローは、ルフィとの海賊同盟の終わりを告げ、自分の目的はドフラミンゴを倒すことで、もし失敗してもスマイルの製造を阻止することで、四皇カイドウの怒りを買い、葬らせるつもりだったと明かす。ローとドフラミンゴの因縁とは?はたして13年前に何があったというのか?
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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菅 良幸
- 演出
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平池綾子
- 作画監督
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高木雅之
- 美術
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吉池隆司