少し時間を遡り、ヤマトはワノ国に残ることを決意していた。一緒に海へ出られると思っていたルフィ達は、大いに残念がる。しかし緑牛のような強い敵が、いつまたワノ国を襲うとも限らない。ヤマトがワノ国にいれば、ルフィ達も安心して冒険できる。ルフィはヤマトに説得され、ワノ国を託す。一方、アマゾンリリーには危機が訪れていた。ハンコックを狙う海軍が上陸し、戦士たちとの激戦を繰り広げる。海軍たちの狙いはただひとつ、ハンコックの身柄を拘束すること。そこに同じくハンコックを狙う黒ひげ海賊団が大海原から上陸する。三つ巴の戦いとなり、戦火に包まれるアマゾンリリー。黒ひげの前に、海軍が引き連れて来たパシフィスタが立ち塞がる。
パシフィスタは、幼い頃のミホークにそっくりな顔立ちをしていた。さらに強い力を持ち、黒ひげとも対等に渡り合う。黒ひげは闇穴道(ブラックホール)で難を逃れる。ハンコックは虜の矢(スレイブアロー)を放ち、黒ひげの右腕であるバスコショットやカタリーナ・デボン、海軍のヘルメッポを含む多数の者を石化する。更にコビーに狙いを定め、技を放とうとするハンコック。その時、黒ひげの闇水(くろうず)が発動する。ハンコックは黒ひげの手に捕らわれてしまった。能力を封じられるハンコック。焦りを浮かべる九蛇の戦士たち。ハンコックの首を掴み上げたまま、凄む黒ひげ。「お前の能力、手に入れたかったんだがなァ!!」。しかし絶体絶命の危機のなかでも、ハンコックは一歩も譲らない。自分を殺せば黒ひげの部下も永遠の石のままだと脅しをかけるのだった。
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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井上亜樹子
- 演出
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重矢葉月
- 作画監督
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出口としお、涂泳策
- 美術
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Dhavee Morato