漫画
ジャッジ最低!
ジャッジとシーザーが手を組むことを前から恐れていたが…やっぱそうなっちまった。あの二人にとってはWin-Winの関係だからね。ふー、ジャッジにはがっかりした!
ホールケーキアイランドでのクライマックスでヴィンスモーク家がサンジ達の脱出を援護していたこともあり、少し丸くなったかと思っていたけど、これで一歩進んだプラスイメージがまた10歩下がってしまった。
べつにジャッジの〝贖罪エピソード〟がいずれやってくるとか、そこまで期待はしてなかったけどいつかサンジと顔を合わせるぐらいの男にはなれるんじゃないかな~くらいには思っていたんだけどな。
とはいえ! まだヴィンスモーク家の希望の光が消えたわけじゃない!
この扉絵の端にいるレイジュとイチジのリアクションをチェック!
二人のボディランゲージがわかりやすい! モブキャラ全員が喜びのあまり騒いでいる中、二人が背中を向けているのにはきっと理由があるのでしょう。
サンジはイチジ、ニジ、そしてヨンジの心に〝人間的な感情〟が芽生えるきっかけを与えた? そして、元々人間らしい感情の持ち主であるレイジュの左眉は、ぐるぐるする方向がもしや変わり始めている?
いずれはじまる世界規模な大戦争のフィールドでNEO MADSはどっち側に立つのか気になる! ジャッジはみっともない男だけど、せめてあのシーザーよりはマシでいてほしい。ジャッジを応援…してあげたい! してあげたいけど、もう、このままでは無理! 無理無理無理!
いつか希望の火花がSPARKINGしますように!
- ※
-
週刊少年ジャンプ 16号 第1078話 扉絵
Sの意思
ジンベエとベガパンクのこの会話によると、ベガパンクは科学、技術、そして知識の進歩を求める一方、それらの進歩が〝危険〟を及ぼすことにも気付いているようだ。僕たちの現実世界でも、最近だとAIの話題がまさにそう。ベガパンクの脳ミソ格納庫「パンクレコーズ」に「思想」が入り込むことを恐れないベガパンクのスタンスを分かって、セラフィムの構想が気になった。
元王下七武海のバーソロミュー・くまは、完全に〝機械化〟される前から元々寡黙な男だったようですが、今の彼は全く喋らない。そして彼に基づいて製造されたパシフィスタもまさにそうだ! くま本人は置いといて、パシフィスタには〝意思〟があるとはなかなか考えられない。しかし…セラフィムはどうかな?
それぞれのセラフィムに血統因子の寄贈者の性格が、なんとなーく見える。ジンベイやくまのストイックな性格。ミホークやハンコックのプライドと自信。なかなか私語がないのはたしかだが、特にハンコックの見た目をしたS-スネークが喋りだすとまるでハンコックが喋っているようにしか聞こえない。
一度命令を受けたセラフィムは絶対的に任務を果たすことがわかったけど、かわいそうな存在に見えてきた。命令を指示した誰かの一言で、数秒前まで仲間だった人を無感情に殺そうとすることさえできてしまう。けど…人間の血統因子を持っているならば…。あのベガパンクでも予想が付かない、〝兵器〟として越えてはいけないラインを越えた「何か」が、セラフィムには隠されているんじゃないだろうか?
たとえばこちらのシーン、
欲(ヨーク)の言葉を思い出しているS-スネーク↓
なんでしょう、あの『……』?
S-スネークが完全無感情の〝兵器〟なら、深く考えたりする必要は全くないはずだ。
セラフィムは自分の思想や意思があるのかな? そんな貴重なモノが体のどこかに存在していれば、サイボーグでも〝自分の意思〟で動くことは…可能?
別の場面を見てみよう↓
フランキーを生かしてあげたように見えるけど、なんで完全な兵器がターゲットに僅かでも生き残るチャンスを残してあげたのでしょう?
S-スネークがフランキーに対して強い気持ちを持っているという訳ではないと思うけど、やっぱり不思議でしょう? Sの意思は…生きている?
- ※
-
週刊少年ジャンプ 51号 第1067話
週刊少年ジャンプ 新年4・5合併特大号 第1070話
週刊少年ジャンプ 16号 第1078話
週刊少年ジャンプ 17号 第1079話
エルバフとは、覇気の国?
129 話でお披露目されたドリーとブロギーの必殺技〝覇国〟は、1079話でも再び描かれ〝ある海賊船〟を破壊した。129話では巨大金魚「島食い」を貫いたけど、技の軌道にいたゴーイング・メリー号は無傷だった。
尾田っちがYESかNOか言わないと正確には分からないけど、〝覇国〟は武装色の覇気が含まれている斬撃? ルフィがワノ国で覚えた流桜のような使い方? 覇気と同じ〝覇〟が技名に入っているから十分その可能性はあると思う!
- ※
-
週刊少年ジャンプ 17号 第1079話
ONE PIECE 15巻(第129話)