漫画
未来の〝超新星〟?
真っすぐな性格が魅力的で、シャンクスは多くの仲間達に慕われているけど、大人だけじゃなく子供も魅きつけるようだ。幼い頃にシャンクス達と過ごし、海賊に憧れるルフィが描かれたけど、シャンクスに憧れた子供はルフィだけじゃなかったみたい!
第1076話では、巨人の子供も、ルフィの幼い頃と同じようにシャンクスのクルーとして冒険をしたがっている!
ルフィと麦わらの一味は冒険が始まった頃から世界中の子供達に〝夢〟を与えてきた!例えばシェルズタウンのリカ、魚人島やパンクハザードの子供達、最近はと言うと、ワノ国のお玉ちゃんやおトコちゃん!
ルフィ達と同じ様に、シャンクスもこれまで多くの子供達の心に火を付けてきたのかもしれない。今はルフィ達に注目が集まっている時代だけど、次の世代の希望の種はすでにどこかに植えられているのでしょうか?
将来、麦わらの一味に影響を受けた子供達と、幼い頃のルフィのようにシャンクスに影響された者達がどう絡んでいくのか、とても気になるところだ!
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週刊少年ジャンプ 13号 第1076話
ONE PIECE 1巻(第1話)
シャンクス&ブルーベリー!?
『VIVRE CARD』の「シャンクス(age13)」のプロフィールによると、嫌いな食べ物はブルーベリーだそうだ。だとしたら…なぜ、第1076話でデカいブルーベリーがシャンクスの近くにわざわざ描かれている?
嫌いな食べ物だからと近寄ることもしない、という訳ではけっしてないだろうけど、わざわざシャンクスと一緒に描かれているのは、何か意味があるのかな~って思っちゃう。
フランスでは、ブルーベリーの花言葉が〝裏切り(trahison/traicion)〟なのだそうだ。ブルーベリーはフランス語では「myrtille」、ブルーベリーの一種「ビルベリー」は学名「Vaccinium myrtillus」と言うそうで、この「myrtille」「myrtillus」という言葉を調べていたら、綴りが似ている「Myrtilus」という名前の男がギリシャ神話にいることが判明。詳細は省くけど、この「Myrtilus」は、ある陰謀に関わり〝裏切り〟を行っていた男なのだとか! もしかして、〝裏切り〟という花言葉の由来はここから!?
尾田っちがシャンクスの嫌いな食べ物をブルーベリーにした理由とは?
シャンクスのイメージカラーといえば熱い〝赤〟なので、反対のものとして、冷たさを連想させる〝青〟、それに関連してブルーベリーと決めただけかもしれないが…。
シャンクスに予期せぬ〝裏切り〟が起こることを示唆しているのか、それとも!?
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週刊少年ジャンプ 13号 第1076話
天才の形
左のコマが第1076話で描かれたベガパンクのシルエット姿。
右のコマが第684話に描かれたベガパンクのシルエット姿。
……スゴくない!?
ベガパンクのキャラデザインは2022年に初めて原作で披露されたんだけど、ベガパンクのデザインは2012年にもう確定していたわけだ!
登場する10年以上も前だよ!? おもしろ~!
新章では尾田っちが、ずーっと描きたかったキャラクターやエピソードが続々と登場するでしょう! 楽しみだッ!
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週刊少年ジャンプ 13号 第1076話
ONE PIECE 69巻(第684話)
人類の文化は!!! 終わらねェ!!!!
百獣海賊団のキングとワイパー、2人の顔にそれぞれ曲線のタトゥーが入っているの気づいた? 装飾系とトライバル系だし、たまたま似通ったデザインなだけかなぁ、何か共通点があるとすれば歴史と文化くらいでしょう!
シャンディアとルナーリア族の翼の色がそれぞれ異なることや、古代の種族同士の相互関係が不思議で、気になって仕方ない。もし〝白〟が太陽を表し、〝黒〟が月を表すのだとしたら、白い翼のシャンディアの人々が太陽を祭って、黒い翼のルナーリア族が月を祭っていたのかもしれない。
エネルが発見した月の遺跡に描かれた絵はおそらく、昔の月面の日常生活を描いた作品。〝ルナーリア〟の〝ルナ(luna)〟はラテン語で〝月〟という意味。…であればルナーリア族がこの絵に描かれても不自然ではないはずなのに、ここには黒い羽が生えている者は一人も描かれていない。なぜだ??
今後の物語展開では、これらの人種や民族がどのように交流したり離れたりしてきたのかが明かされるでしょう。複雑な 『ONE PIECE』 の世界史を理解するための鍵になるかもしれない!
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週刊少年ジャンプ 15号 第1077話
ONE PIECE 27巻(第249話)
ONE PIECE 49巻(第472話 扉絵)