集英社ムック「ファンが選ぶONE PIECE〝涙〟ベスト10!! Ⅱ」を読んでみたぞ!の巻

12月1日(月)に発売されたⅠに続いて、12月15日(月)に集英社ムック「ファンが選ぶONE PIECE〝涙〟ベスト10!! ~サバイバルの海 超新星編~Ⅱ」が発売されたぞ!!編集部から担当さんが駆けつけてくれました~!


勝平:今日は、編集部の担当さんと、なぜか麦わらの一味のファイナルウェポンと言われているニコ・ロビン役の山口由里子さんをお迎えしております。
よろしくお願いします!

山口・編集部:よろしくお願いします!

勝平:早速ですが、この本はファンの皆さんに投票してもらったんですよね?

編集部:はい。ONE PIECE.comと週刊少年ジャンプで募集をした結果を集計したものをまとめたものになります。

勝平:Ⅱは、ウォーターセブン編~頂上戦争編までなんですね。

では早速、なかを見ていきたいと思います。
あ、いきなり1位からですね。10位からの発表じゃないところが『ONE PIECE』らしくていいですね(笑)

編集部:今、言われて気づきました。
制作中、一度も思わなかったですけど、10位からですね、普通。

山口:いやいや、それが『ONE PIECE』(笑)

勝平:このムックを作ろうと思ったきっかけは何だったんですか?

編集部:今までの読者の方はもちろん、まだ読んだことがない人に『ONE PIECE』を読んでもらいたいと思ったのがきっかけです。
自分自身の経験なんですけど、たまたま読んだ1エピソードにはまり、コミックス1巻から読み始めた漫画がありまして。じゃ、『ONE PIECE』の一部を読んで、すぐにおもしろいと思ってもらえるのはどこかなと考えた結果、それは”感動”だろうということになりました。
そして、編集部がランキングを決めるより、読者の皆さんに決めてもらった方がいいということになったんです。

山口:このムックは、ちょっと読んだだけでも、絶対『ONE PIECE』を最初から読みたいって思いますよ。

勝平:1エピソードで惹きつける力が『ONE PIECE』は強いんですよ。
言うなればいいシーンのつまみ食いなんだけど、このムックだけで、ものすごくお腹いっぱいになりそうですね。

編集部:投票で、本当に色んなシーンが選ばれていて、それほどの数の感動がある『ONE PIECE』ってすごいなって思いました。

勝平:各エピソードの後に選んだ人のコメントも紹介されていて、共感できそうですね。
それにしても、『ONE PIECE』って読んでいると自然に涙が出てくるんですよ。

山口:そう!しかも、キャラクターが悲しんでではなく、喜んで泣いているのを見て、もらい泣きしちゃうんです。

勝平:そう。悲しくて泣くっていうより、泣き笑いも多いんです。
このムックを読んでいると、コミックスを引っ張り出してきたくなりますね。

編集部:そうですね。ファンの方にはもう一度感動してもらいたいですし、初めて読む方には1巻からでもいいですし、また、ランクインされているエピソードの最初からでも読んでもらえるとうれしいです。

勝平:感動したエピソードから読むっていうのもありですね。
ランキングの話になりますけど、Ⅱの1・2位は、ある程度予想がつきましたけど、3位以降は自分の予想と違っていたりして、おもしろいです。
ウソップとルフィの決闘シーンが入っているのは、わし的にすごくうれしい。

山口:私もすごい好きなシーンです。

編集部:このシーンは両者が正しいことを言っていて、敵がいない争いという『ONE PIECE』の中でも異色なエピソードですよね。そこが、読者の票を集めた理由かと思います。

勝平:そして、やっぱりというか、必ずというか、「生ぎたいっ!!!!」もちゃんと入ってます。

編集部:ロビンについてのエピソードは感動シーンが非常に多くて、逆に票が割れた印象があります。

山口:サウロとの出会いや、オルビアとの再会など、さまざまなエピソードがあっての「生ぎたいっ!!!!」ですから。

勝平:『ONE PIECE』って各キャラクターのバックボーンが、きちんと描かれているから、どこを切り取っても、何かを感じたり、思ったりすることができるんですよ。

編集部:キャラクターそれぞれの背景が深いので、その場限りの言葉じゃないんですよね。

勝平:本当にそう思います。
また、ランキングを見ていると、メインキャラだけに偏っていないので、ファンの皆さんがいろんなキャラクターを愛しているんだということが、よくわかります。

山口:このムックを読んで、何回泣くでしょうね?

勝平:最低、10回!(笑)
1エピソード1回以上泣きそうです。

勝平:この厚さで、500円+税は安いですね!

山口:お得です!

勝平:もし、このムックのⅢ以降が出るとしたら、TVシリーズで放送中のドレスローザ編のエピソードなども入るかもしれないですね!

編集部:「涙」じゃないテーマも考えられます。

勝平:そうですね!わし、笑いだったらいっぱいランキングに入れるかも!
皆さん、編集部に「何々のベスト10をやって!」とお願いしたら実現するかもしれませんよ(笑)


ONE PIECE.com特別版!!

『ONE PIECE』オフィシャルメールマガジン『グランドライン通信』では、「ファンが選ぶONE PIECE〝涙〟ベスト10!! ~サバイバルの海 超新星編~Ⅱ」のランキングやエピソードについて語ってもらいました! 特別編では、制作秘話や山口勝平さん、山口由里子さんのベスト1エピソードを聞いちゃいますよ。


勝平:Ⅱの巻頭にはGReeeeNさんのインタビューがのっているんですね。

編集部:はい。滅多にメディアに登場されないGReeeeNさんに、特別にお話をお伺いすることができました。本当に『ONE PIECE』がお好きで、取材時間をオーバーするほどの熱い語りでした。

勝平:『ONE PIECE』好きが集まると、話が止まらないんですよ。わかります。
ちなみに、GReeeeNさんのお好きなシーンも紹介されていますが、お2人だったら、どのシーンを選びますか?

編集部:好きなのは、ランクインしているボン・クレーのエピソードです。アラバスタに続いて、インペルダウンでも、ここ一番でルフィを助けるボン・クレーの勇姿…。何回読んでもいいシーンだなと思います。

山口:私は子供の時のロビンとオルビアのシーンです。オルビアが「あなた達の生きる未来を!!私達が諦めるわけにはいかないっ!!!」と、小さいロビンに未来を託し、後ろ姿に「生きて!!!ロビン!!!」と言うシーンが大好きです。その「生きて!!!ロビン!!!」を受けて、今ロビンが前を向いているので。自分も親なんですが、お母さんって偉大だな、と思いました。
勝平さんはどのシーンですか?

ONE PIECE41巻 (第397話)

ONE PIECE41巻 (第396話)

勝平:え~、どこだろう。やっぱり、ウソップのエピソードになっちゃいますが…。
ルフィとケンカした後、ウソップがメリー号を直そうとするんですけど、フランキーに海に落とされて、水中でメリー号の竜骨を見るところがたまらなく好きですね。

ONE PIECE37巻 (第351話)

編集部:今回、この企画本を製作してみて、あらためて『ONE PIECE』の凄さを実感しました。企画当初は、「本当にエピソードの一部だけで感動が伝わるのか」という不安の声もありました。ですが、『ONE PIECE』はエピソードのラスト2話を読むだけでも、しっかりとストーリーに入り込めて、感動が出来る。Ⅱが完成して、見本を編集部に置いておいたら、立ち読みしながら目が赤くなっていく部員が多数な状態になりまして…。その様子をみて、「いい本ができた」と少し安心しました。

勝平:そういう制作時の想いなどを考えて読むと、1ページ1ページ大事にめくりたくなりますね。


勝平さん、山口さん、編集部の担当さんありがとうございました! 心に響く『ONE PIECE』の感動エピソードを読んで、コミックスをまた読み返してみてください!

ファンが選ぶONE PIECE〝涙〟ベスト10!! ~サバイバルの海 超新星編~Ⅰ・Ⅱ

著者:

尾田栄一郎

発売日:

発売中

発売元:

集英社

価格:

各本体500円+税

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