『ONE PIECE FILM RED』の思い出を振り返り!!「フィナーレ大宴」舞台挨拶レポート!

フィナーレを記念して、舞台挨拶&全国生中継を開催!

2022年8月6日(土)より公開され『ONE PIECE』映画史上最大の大ヒットとなった『ONE PIECE FILM RED』。世界興行収入319億円突破(※)も発表された本作は、2023年1月29日(日)に終映しました。終映直前の1月28日(土)には豪華キャストが集結した舞台挨拶が開催。さらに全国の劇場(一部劇場を除く)で生中継もされた本イベントの様子をレポートします。

2023年1月30日(月)時点

武道館イベント、UTA TV LIVE TOUR、セレブな女子会!? …『FILM RED』の思い出を振り返る!

公開から約半年の超ロングラン上映となった本作。ルフィ役・田中真弓さんも「自分の声優人生でも初めて」と語るほど。映画公開にあたり様々なイベントも開催され、キャスト陣も印象深い出来事が多かったようで「『FILM RED』で一番記憶に残っていること」をテーマにしたトークから始まりました。

まず初めに田中さんが取り上げたのは「ONE PIECE FILM RED WORLD PREMIERE in 日本武道館」の終盤に起きた出来事。田中さんの「開幕だ!」というきっかけセリフでキャノンテープが発射される段取りだったのですが、セリフを間違えてしまうハプニングが!
舞台前方でキャノンテープ発射のスタンバイをしていたスタッフさん達からの「そのセリフじゃない!」という無言の訴えにも気づかない田中さん。何故、発射されないのかわからず、スタッフとのちょっとした攻防があったのだとか。「きっかけセリフは大変だということが印象的でした」と話し、会場は笑いに包まれました。

下の写真は2022年7月22日(金)に開催された武道館イベント時のもの

同じく武道館イベントをあげたのはロロノア・ゾロ役の中井和哉さん。一味キャスト登場時に中井さんとサンジ役・平田広明さんがまるでゾロとサンジのようにいがみ合うようなフリをする一幕があったのですが、それは事前に平田さんから提案された“ヤラセ”だったそう。
2人の立ち位置がとても離れていたので中井さんが平田さんの元へ移動するのが大変だったそうなのですが、ファンの間でも話題になって良かったと語りました。

ナミ役・岡村明美さんは、2022年11月より劇場で実施された出張版SBS《副音声上映》を取り上げました。副音声上映は自身にとって初めての体験だったそうで、映画を観ながら尾田先生と谷口監督の貴重なトークを聞けて映画をより楽しむことができたと話していました。

そしてウソップ役・山口勝平さんは、ウソップと母を置いて一度も帰ってきていない父・ヤソップに対し「まず言う事あるでしょう、ごめんとか」と少しご立腹。するとロビン役・山口由里子さんから「でも2人が通じ合うシーンはとても感動しましたよ」とフォローが入り、会場からも大きな拍手が起こると「では、これはナシで」と勝平さんは笑顔で取り下げていました。

田中さん、中井さんと同じく一番印象的だったのは「武道館イベント」だと語ったのはチョッパー役・大谷育江さん。多くのアーティストが憧れる大きなステージに、『ONE PIECE』の仲間達と一緒に立てたことへの感動を語っていました。

下の写真は2022年7月22日(金)に開催された武道館イベント時のもの

映画を5回観に行ったという山口(由里子)さんが、一番思い出深いと話したのは、田中さんや大谷さん達と一緒に映画を観に行った時のこと。専用ラウンジでのサービスも楽しめるプレミアムシートで映画を堪能したそうで「本当にとても幸せな気持ちになれました」と話していました。

フランキー役の矢尾一樹さんは、2022年12月に開催された「ジャンプフェスタ2023」の『ONE PIECE』スーパーステージの思い出を語りました。アーカイブ配信を見直した時に、配信でしか観ることができなかった花火などの映像演出が素晴らしかったと感動したそうです。

アーカイブの公開は2023年3月23日(木)まで予定

映画公開直前、2023年7月に放送された「麦わらの一味のオールナイトニッポンGOLD~『ONE PIECE FILM RED』SP~」について取り上げたのはブルック役・チョーさん。
収録スタジオの広さにとても驚いたそうで「ラジオ局はすごい!」と感動したことや、生放送2時間超があっという間に感じるほど楽しく収録ができたと話していました。

ジンベエ役の宝亀克寿さんは矢尾さんと同じく「ジャンプフェスタ」での思い出をトーク。
一味全員でのステージへの出演はもちろん、かねてより一味キャストから聞いていた“スーパーステージ前夜の豪華食事会”が昨年ついに実施され、嬉しさもひと塩だったそうです。

そして『FILM RED』ヒロイン、歌姫ウタのボイスキャストを務めた名塚佳織さんが印象深いこととしてあげたのは、2022年12月中に実施された「UTA TV LIVE TOUR」。映画を飛び出してウタがいろんなところで活躍し、それをたくさんの方が応援してくれたことに喜びと感謝の気持ちを述べていました。

『FILM RED』名セリフをシャッフル&生披露!一等賞はあの人!?

思い出の振り返りトークに続いて行われたのは、『FILM RED』の名セリフを配役をシャッフルして生披露するという企画! これにはキャスト陣も緊張していた様子でしたが、お客様が見守る中、身振り手振りも交えて名セリフを披露しました。
アドリブを加えたり、お互いの演技について感想を言い合うなど盛り上がる中、ひと際大きな歓声が上がったのは中井さん!

中井さんに渡されたセリフは、ウタの「みんな!やっと会えたね!ウタだよ!ごめん…ちょっと感動しちゃった…」というセリフ! 明るく元気いっぱいな中井版ウタを見事披露し、会場からは拍手喝采。名塚さんはじめキャスト陣からも「かわいい!」「中井くんが一等賞だね!」と大絶賛でした。

【#FILMRED文化祭】グランプリ作品発表!

今回の舞台挨拶では2022年9月~10月に開催されたハッシュタグチャレンジ「#FILMRED文化祭」の【#アート部門】【#パフォーマンス部門】のグランプリ作品を発表! 期間中、SNSでたくさんの素敵な作品が投稿されました。

現在、グランプリのほかノミネートした作品を特設ページで公開中なのでぜひご覧ください。
★特設ページはこちら

最後はもちろん、我らが船長からあの言葉を!

思い出トーク、セリフシャッフル、#FILMRED文化祭発表、さらに今回は特別に会場(生中継先の劇場含め)にいるお客様だけのフォトセッションも開催され、まさに「フィナーレ大宴」の名にふさわしい、楽しさ満点となった舞台挨拶。

惜しまれつつも最後の挨拶に立ったのは田中さん。
「今日来てくれたみんな、ライブビューイングで見てくれたみんなは、おれ達の仲間だ!」と全国のファンに向けてメッセ―ジを贈り、「そして、宴だ!」とルフィのおなじみのセリフを叫ぶと会場からは盛大な拍手が! 『ONE PIECE』らしく笑顔が絶えず、温かく和やかな雰囲気で〝大宴〟は終了しました。

(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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