本日3月20日はサボの誕生日!
ルフィとエースの義兄弟で、若くして革命軍No.2の参謀総長を務めるサボ。自身の生まれた環境に嫌悪し、幼い頃から「自由」を追い求めていました。幼少期の事故がきっかけでルフィ達とは長らく離れ離れとなっていましたが、兄弟の絆を何より大事に思い、弟ルフィのピンチにも駆けつけました。ルフィの活躍を知るといつも笑顔で喜ぶ 弟思いなところも!
今回は誕生日を記念し、原作エピソードをピックアップしながら、サボの魅力を特集します。
苦楽を共にした、ルフィとエースの大事な義兄弟
サボは幼い頃、ゴア王国にあるゴミ山「不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)」にルフィとエースと共に暮らしていました。街のチンピラからお金を巻き上げたり、山で猛獣相手に狩りをしてその日の食料を調達するなど、生活はまさにサバイバル! どんな困難があろうと助け合う三人は、やがて「兄弟盃」を交わすまでにその絆を深めました。
しかしサボは2人に隠していたことがありました。
それは貴族の生まれであること。彼は差別的な貴族の考え方や生き方に嫌気がさし、「自由」を求めて広い世界へ出ることを夢見ていたのです。
ボア王国での貧民に対する貴族達の非道ぶりを目にした末に、一人海に出ることを決意し船を出すのですが、世界の頂点に君臨する貴族〝天竜人〟の船に近づいてしまったことを理由に、理不尽にも攻撃されてサボは船もろとも沈められてしまいます。
そしてルフィとエースには、サボが死んだと伝えられたのです……(『ONE PIECE』60巻第588話)。
大事故を乗り越えて革命軍のNo.2に!そして知るエースの訃報…
実はサボは海に沈みかけていたところを、ルフィの父にして革命軍の総司令官モンキー・D・ドラゴンに救われていました。大けがを負いながらも回復。しかし自分の名前や今までの記憶を失ってしまいます。
失われた記憶を取り戻せないまま革命軍の一人として成長したある日、サボの目に飛び込んできたのはエース死亡のニュース。
何よりも大切だった兄弟の死をきっかけに記憶を全て取り戻しますが、同時に深い悲しみと絶望を感じるサボ。
その後、エースの死により世界のどこかで生まれたであろう〝メラメラの実〟を探し出すため、サボは革命軍全軍に協力を求めます。なぜならそれはサボにとってエースの「形見」と言えるものだから…。
その後、王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴが支配する国「ドレスローザ」でルフィと感動の再会を果たします。サボが生きていた喜びとエースの死に対する自責の念から涙を流すルフィに、「生きててくれて嬉しい!!」と力強く言葉をかけました。
ルフィには兄らしく気丈にふるまったサボですが、ルフィと別れたあと、ひっそりと泣いていたんです! それはコアラとの会話でわかるので、見逃していた方は是非もう一度チェックしてくださいね(『ONE PIECE』73巻 第731話)。
エースからサボへ受け継がれる意志
探していた〝メラメラの実〟は、ドレスローザで開催されていた闘技大会の優勝賞品となっていました。サボは実を獲得するため大会に参加し、見事優勝します。獲得した実を食し能力を得ると、戦場でエースの力をいかんなくふるうのでした(『ONE PIECE』79巻 第792話)。
そしてドレスローザでの騒動が終わり、別れ間際にルフィの顔を見に一味のもとへ訪れたサボ。しかしルフィはすっかり寝ていました。サボはルフィを起こすことなく、弟を麦わらの一味に託し、去っていきます。かつてのエースと似たような言葉を残し…(『ONE PIECE』79巻 第794話)。
次のターゲットは〝天竜人〟! 聖地へ潜入したサボは…
ドレスローザでの騒動後、サボが向かったのは、世界政府の本拠地にして〝天竜人〟が暮らす〝聖地〟「マリージョア」。各国の王を呼び、世界情勢について話し合う「世界会議(レヴェリー)」の会期を狙い、サボは王族の護衛に扮してマリージョアへ潜入しました(『ONE PIECE』90巻 第905話)。
海軍本部や世界最強の諜報機関「CP0」など強力な後ろ盾がいる〝天竜人〟に、下手に歯向かえば死あるのみ! それでも、サボ達革命軍の決意は確固たるものでした。
しかしながら世界会議終了後、連絡が途絶えてしまったサボ達…。
一体サボの身に何が起きたのか!? 今後の展開に注目です!
今回の誕生日記念のサボ特集、いかがだったでしょうか?
ぜひみなさんも、誕生日を一緒にお祝いしましょう♪
SNSで「#サボ誕生祭2021」というハッシュダグをつけて、お祝いコメントなど投稿してくださいね。今回紹介したサボの魅力は、ほんの一部…。もしあなたならではの好きポイントがあったら、是非つぶやいてみてください。
サボ、誕生日おめでとう!
●サボ関連のニュース記事は、コチラから!
●過去の誕生日記念コラムは、コチラから!
(C)尾田栄一郎/集英社