アニメ『ONE PIECE』放送20周年特別編『ROMANCE DAWN』!Blu-ray&DVD発売記念スタッフインタビュー!

アニメで描かれる“もう一人のルフィ”、そして『ONE PIECE』の原点(ルーツ)

今回は、昨年10月に放送された20周年特別編『ROMANCE DAWN』のBlu-ray&DVDが発売されたことを記念し、アニメ演出担当の暮田公平さんと、エイベックス・ピクチャーズの担当者・尾崎源太さんに、本作の魅力をお伺いしました。

★今回のポイント

・アニメならではの演出・表現方法が光る、『ROMANCE DAWN』製作エピソード!
・現在、Blu-ray・DVDが発売中!特典映像でキャストたちがたっぷり語ったアフレコ裏話の内容とは?
・現在放送中の「ワノ国編」、第2幕の魅力と今後の見どころ!!


●アニメならではの演出・表現方法が光る、『ROMANCE DAWN』製作エピソード!

――本日はよろしくお願いします! さっそくですが、アニメ『ONE PIECE』20周年記念として放送された特別編『ROMANCE DAWN』の、製作エピソードなどを伺っていきたいと思います。今回アニメ化されたのは、『ONE PIECE』の連載を始める前に尾田先生が描かれた、読み切り作品ですよね。製作されてみて、いかがでしたか?

暮田:連載前の読み切り作品をあえて今アニメ化するのは、とても新鮮でした。尾田先生はこの『ROMANCE DAWN』を描くにあたって、キャラクターの配置とかよく考えていらっしゃると思うんですよね。それこそ、連載にあたってのプロトタイプだと思います。だから、ルフィはどういう子なのかとか、キャラクターがわかりやすいんです。とくに物語上でルフィとアンとシュピール、それぞれのキャラクター性は秀逸ですね。

――キャラクター性が押さえやすかったうえで、どんなアニメにしようと?

暮田:純粋にキャラクターの魅力を知ってもらいたいなあと思いました。『ONE PIECE』ってずっと続いてきた物語なので、キャラクターや設定などに複雑さもあって、初見の方には少し難しいところもあると思うんですよね。だからこそ、まずはルフィやアンたち、キャラクターの魅力を知ってほしかったのと、物語としての見やすさを考えて、このアニメをつくりました。このアニメを面白いと感じてもらえたら、アニメ本編も見てみようかと思ってもらえるでしょうし。もちろん、「ワノ国編」から見始めても面白いですので、その呼び水になればと思いました。

――以前、『ROMANCE DAWN』収録後にキャストの皆様にお話を伺いましたところ、ルフィ役の田中真弓さんが「あまりよく知らない人にとって、いい入口になるエピソード」とおっしゃっていました。“『ONE PIECE』の原点”とも言われる、このストーリーを暮田さん自身はどうとらえていますか?

暮田:本編の放送では「ドレスローザ編」「ワノ国編」と、エピソードごとにシリーズが分かれているんですけど、この『ROMANCE DAWN』は1話にすべてが凝縮されていて、この1話で完結する物語というところでしょうか。

――1話にすべてが凝縮、というのは?

暮田:ルフィって、最初から人助けを目的として動いていたり、最初から「コイツを倒す!」というような意志で動いているわけでもなくて、けっこう気まぐれな感じでフラッと目的地にやってくる。それで、本当は海賊だから人助けをしようとは思ってもいないはずだし、自分のやりたいことをやっているだけなんだけど、結局はその場の問題を解決してしまう。そして新たな、次の目的地へとむかうという流れで物語が紡がれています。その『ONE PIECE』のストーリーラインや醍醐味すべてが、この『ROMANCE DAWN』1話分に凝縮されていると思っていますね。だから、この『ROMANCE DAWN』を広げていって、キャラクターなどを増やしていけば、『ONE PIECE』本編の話につながっていくんじゃないのかと。

――そんな『ROMANCE DAWN』の主人公ルフィは、『ONE PIECE』のルフィとは少し異なる点もあります。たとえば目指しているものや頬のキズがない…など。アニメでは「もう一人のルフィ」を異なる描き方、表現をするように意識されたのでしょうか?

暮田:ルフィの性格そのものは変わってないと思います。ただ今の「ワノ国編」のルフィって、背負っているものが違うというか。2年という年月にあいだに、けっこういろんな重たいものをルフィは背負うようになっていますよね。とくに2年後以降の本編では、エースの死を受け止めてのグランドライン後編の冒険なのでシリアスな局面が多くなってきました。それを踏まえて『ROMANCE DAWN』をアフレコする際に、ルフィ役の田中真弓さんには「これは2年前のルフィです。冒険を始める前の、少年のルフィです」と説明させていただきました。今のルフィではなく、無邪気に冒険を始めた頃のルフィであること、というのはみんなが気を付けた点ですね。

――『ROMANCE DAWN』を観ていたら、アニメ第1話を観たときに感じた、これからルフィはどんな冒険をして、どんな物語が展開されるんだろうというドキドキ、ワクワク感が呼び起されました。

暮田:初期っぽさはありますよね。たとえば本作の敵役・シュピールはまさにそう。今の『ONE PIECE』の敵役って、カイドウをはじめ、国レベルを手玉にとる悪人とかルフィが全力を出し切っても勝てるかどうかわからないやつらが多いんですけど、シュピールは初期のような、やっつけてスカっとする小悪党みたいな立ち位置のキャラクターですよね(笑)。

――たしかに小悪党感が全面に出ているキャラクターでもありますね(笑)。ルフィ以外のキャラクターはアニメで表現するにあたり、どういった点を意識されましたか?

暮田:たとえばシュピールだったら、『ONE PIECE』では、後のバギーといったキャラクターに位置されるのかなとか、いろんなキャラクターのプロトタイプであることを意識しました。バルーンだったらカルーとか、アンだったらナミやビビにつながるんじゃないか、と。

左からシュピール、アン、バルーン

――そのほかキャラクターを描くにあたり、今回、アニメならではの表現や演出はありましたか?

暮田:今回はけっこうシンプルにつくろうかなと思っていたんですよね。というのも普段は、シナリオをつくるときに原作を読んで、キャラクターたちの間に何が起きていたのかを、まずみんなで解析します。そこから絵コンテに起こすときも、さらに原作のなかから何が起きているのかを考えるんです。今の原作がぎゅうっと凝縮された内容になっているので、そこにアニメとして必要なものを足していったりとか、シーンとシーンの間を埋めていったりという作業が発生するんですけど、今回の『ROMANCE DAWN』はほぼそのままにしていますね。個人的に、今回は逆に余計なことはしないように意識していました。

――今回印象的だったのは、色のトーンや線が、柔らかな水彩のようなタッチだったことです。アニメ初期の雰囲気を思い出させるようなテイストでしたし、色彩豊かでビビッドな「ワノ国編」のアニメーションとはギャップがありました。何か意図はあったのでしょうか?

暮田:「ワノ国編」は、コントラストの激しい絵づくりで、美術などもコントラストの激しい色にしてハードな雰囲気を出していこうという全体的なねらいがあるんですけど、『ROMANCE DAWN』は20年前の雰囲気を出したいなあというのがあって、色味とかも意図的に淡くしているんです。本作の美術デザインも、『ONE PIECE』のアニメ初期から美術デザインを担当されている吉池隆司さんに担当していただいたんですけど、水彩っぽい雰囲気を強調したいと思ってフィルターを入れたり、線の色自体もちょっと茶色っぽくしているんです。「ワノ国編」のハードな感じではなく、冒険の始まりのような、淡い雰囲気というのを意識しました。

――ほかにも、暮田さんが、『ROMANCE DAWN』でとくに演出や表現に力を入れたシーン、思い入れのあるシーンがあれば教えてください。

暮田:とくに表現に力を入れたのは、ルフィとアンの出会いと、2人が心惹かれあう心理描写です。基本的に本作はルフィとアンの話で、それぞれ好きなものがある2人が、それぞれの好きなものをきっかけにして出会う…という物語です。だから2人の心が通じあってきた雰囲気みたいなところがわかるように表現したいなと思いましたね。結局、物語上ではルフィってぷいっと自分のやりたいことをやるために一度はアンと別れちゃうんですけど、そういうルフィの気まぐれさというか、一度心が離れても、アンが本当に苦しい時にはしっかり戻ってきて決める時には決めてくれる爽快さの流れは、うまくつながればなと思いました。

――前回のインタビューで「本編の演出は、原作・シナリオを各話にどうやって落とし込んでいくかが重要で、主人公ルフィやキャラクターの感情の動き・変化を拾っていくだけでなく、物語の流れに合わせた演出を考えていく」とおっしゃっていましたが、今回もそうだったのでしょうか?

暮田:そうですね。今回はとくに変わった舞台装置があったわけではなかったので、ルフィとアンの心の動きは描けたらいいなと思いました。さらに、そのなかでシュピールをいかに小憎らしく表現できたらいいのかも含めて(笑)。

――本当にシュピールは小憎らしかったです!(笑)

暮田:シュピールを演じたチョーさんの演技が素晴らしかったですよね。本当にシュピールは「コイツはぶん殴んなきゃいけないな」って思わせるようにしたくて。それで、原作ではルフィがシュピールを殴っているシーンが2回あるのですが、アニメではそのシーンを1回にしました。そこだけは、唯一原作と違う点なんです。演出上、このルフィの一発に意味を持たせたくて、船上でのバトルシーンでは仲間を見捨てるところなどシュピールの小悪党ぶりを濃いめに描きつつ、最後にルフィがシュピールをぶん殴るのを一つにまとめたことによって、物語が締まったのではないかと思います。

――ルフィとアンの大好きなもの、大切な信念をシュピールはぶち壊しに登場しますから、ルフィの一撃というのは相当意味があるものですよね。

暮田:ルフィは冒険してどんどん新たな世界に進んでいきたい少年です。『ONE PIECE』本編にはない設定ですが、この物語では「モーガニア(無法に略奪する海賊)」と「ピースメイン(モーガニアをカモに冒険を続ける海賊)」という設定があり、ルフィは「ピースメイン」になりたいと思っています。そしてルフィが「ピースメイン」としての第一歩を踏み出すためには、アンの大好きなものを奪った「モーガニア」のシュピールをぶん殴んなきゃいけない。だからその一発が大事になるシーンなんですよ。

――シーン一つ一つにもこだわりが…! ほかにも製作時にみなさんで取り組まれたり、気をつけた点はありますか?

暮田:さっきも話した全体の色味とか、美術のテイスト、撮影の処理というのはスタッフのみんなで何度か検討してみましたね。何回かパターンをテストしてみたりもしました。線の色は処理してみて色味が薄かったら、他のパターンも試してみて…というふうに。個人的には、全体をあまりごちゃごちゃさせず、ゆったりした雰囲気にしたいなあというふうに考えていました。アニメ『ONE PIECE』って、劇中に流れている音楽がすごくいいんですけど、視聴者の皆さんに極力音楽を聞かせようというシーンづくりにしました。全体的にゆったりしていて、シーンのあいまに音楽が流れていてそれをゆったり聞かせてあげるような…そんな雰囲気の作品づくりをしたくて。

――技術的な面ももちろん、作品全体の雰囲気づくりもこだわられたんですね。

暮田:まあ『ROMANCE DAWN』は1話だけで完結してしまうので、一作品としてちゃんと終わらせるためには絵の表現だけじゃなく、全体的に音楽とかにもこだわりたかったんです。本編は30分程度なんだけど、その時間で劇場版作品のような内容をつくれるようにしたくて。物語がきっちり終わらないと不安な気持ちになってしまいますしね。

●現在、Blu-ray・DVDが発売中! 特典映像でキャストたちがたっぷり語ったアフレコ裏話の内容とは?

――もうすでにゲットされている方もいらっしゃると思いますが、あらためて、現在発売中の『ROMANCE DAWN』Blu-ray&DVDのことについてお話を伺いしたいと思います! ここからはエイベックス・ピクチャーズの尾崎さんにもお話を伺っていきますが、限定版特典映像として、アニメ第1話「俺はルフィ!海賊王になる男だ!」が収録されていたり、ルフィ役・田中真弓さんとアン役・岡村明美さんのスペシャル対談、『ROMANCE DAWN』ビジュアルコメンタリーが収録されていますね。ぜひ、ここだけに、どんな内容かお伺いしてもよろしいですか?

尾崎:すべて合わせると60分を超える特典映像を収録させて頂きました! スペシャル対談ではまさに、裏話が盛りだくさんですね。たとえば岡村さんはキャスティングが誰になるのか全く知らなかった、とか、そんなアフレコ前の話も含めて。アフレコ時に暮田さんからディレクションいただいた内容や、アフレコ時のエピソードなど60分以上収録されています。

――60分以上⁉ 本当に盛りだくさんですね!

暮田:本編より長いんですね(笑)。

尾崎:たしかにそうですね(笑)。あとはビジュアルコメンタリーが入っています。お二方が実際に映像を観ながら、このシーンでこういうお芝居をしたとか、こういう想いで演技されたとか、詳しく話していただきました。

――以前のキャストインタビューで、田中さんも岡村さんも、アニメ20周年記念作品ということで20年を振り返っていらして、アフレコでもキャストのみなさんの思い入れが強かったのではないかと思うのですが、そのあたりはいかがでしょう?

尾崎:そういった点もあると思いますし、レギュラーである本編が進行中のタイミングで『ROMANCE DAWN』の収録は行われたので、いきなり時間を巻き戻してキャラクターを演じなければいけないというところには、さすがにキャストのみなさんも、難しさがあったのではないかと思います。

暮田:『ROMANCE DAWN』の登場キャラクターは、麦わらの一味でキャスティングするということには決まっていて、残念ながら本編の登場キャラクターが少ないので、麦わらの一味全員が入ることはありませんでした。ただゾロ役の中井和哉さんが、『ROMANCE DAWN』ではアンにやられる弱っちい海賊を演じているのとかは、あらためてすごいことだと思います(笑)。

――基本的に麦わらの一味でキャスティングすることは決まっていて、でもみなさん、自分が何を演じるのかは知らなかったと。

尾崎:ルフィを演じるのはもちろん田中さんなのですが、アン役については、田中さんも岡村さんも「アンは誰がやるんだろうって思っていた」と、ずっと言っていましたね。

――今回、映像特典以外にも、メーカー特典として描きおろしの着せ替えジャケットがあります。絵柄は原作の扉絵に合わせていらっしゃいますね。

尾崎:こちらの絵はやっぱりファンのみなさんが知っているものですし、こちらの絵を通常版のパッケージにしようという案も出ました。ただ、通常版の絵はパッケージでしか見られない特別な絵にしたいなというのと、このDVDを見れば完結できるものにしたかったので、背景はなく、主人公ルフィを据えた、シンプルなデザインにしました。さらに特典映像として入っているアニメ第1話についてですが、『ROMANCE DAWN』を観たうえで第1話を観ることによって、もう一度アニメ『ONE PIECE』を観なおしたいと思っていただけるよう、映像特典としてとりいれました。

左がBlu-rayとDVDのパッケージイラスト。右が着せかえジャケットのイラスト。


――ほかにはどんな特典がありますか?

尾崎:初回生産限定版には、ジャケットイラストのルフィが描かれたロマンスドーンオリジナル「白雲石吸水コースター」がついてきます。

●現在放送中の「ワノ国編」、第2幕の魅力と今後の見どころ!!

――これまで『ONE PIECE』のテレビアニメ、劇場版アニメと、様々な製作に携わっていらっしゃる暮田さんですが、アニメ20周年ということでもありましたので、これまでを振り返ってみて、今だから話せるエピソードなどがあれば、お伺いしたいのですが…。

暮田:そうですね…。まあ、個人的なことなのですが、2019年は「ホールケーキアイランド編」でカタクリとルフィが戦う話数を担当していたんですけど、けっこう作画枚数を使っちゃったりして、会社に怒られたんですよね(笑)。まあ、そういうことがありつつも、違ったテイストの『ROMANCE DAWN』をやらせてもらえたり、同じ『ONE PIECE』のなかでいろんなパターンの演出をやらせていただいいた、おもしろい年だったと思います。カタクリの戦いも大変だったんですけど、この前のカイドウとの戦いも作画枚数が多かったりしましたしね。さらに今後、物語が討ち入りに入っていくと、こっちが想像もつかないようなすごい戦いになっていくんだろうなあと思いますんで、ちょっと怖いですね!(笑)

――それでは、第2幕に入ったばかりのアニメ「ワノ国編」について、今後の見どころを教えてください。

暮田:第2幕といえば、おそばマスクが出てきたり、トの康があんなことになってしまったりなどの様々な展開があり、そしてついにルフィたちが討ち入りに動き始めて第3幕に続く…という流れですよね。僕自身、原作を読んでいてハラハラする場面というのはあるんですけど、たとえば、ルフィたちの討ち入りがうまくいくのかとか、カイドウを倒せるのかとか、そういうハラハラする雰囲気とか、臨場感をアニメでも感じられると思います。第1幕でルフィはカイドウにコテンパンにやられ採掘場に入れられてしまいますから、今リアルタイムでアニメを観ている方は、はたしてこれからどうなっていくんだろうと思われているでしょうけど、そこから逆転にむかってルフィが動き始め、ほかのキャラクターも打倒カイドウ、打倒オロチに向けて動き始めるのが第2幕。今までバラバラだったけれど、それぞれの活躍がひとつにまとまり始めて、最終的にカイドウに向かう展開は、見どころだと思いますね。

――今後、小紫や気になるキャラクターがどんどん登場しますよね! 演じられるキャストも増えて、より彩り豊かな「ワノ国編」になるのでは?

暮田:原作を読んでいて、このキャラクターがどんな動きをして、どんな声があてられて、どう展開していくんだろうというのは、一読者としてちょっとワクワクしていたんです。だから自分たちの作業で命を吹き込むことができるというのは、嬉しいなと思っています。

――最後にOP.com読者のみなさま、視聴者のみなさまに向けて、コメントをお願いします。

暮田:アニメ『ROMANCE DAWN』は、ルフィが初めて冒険をしに海へと旅立った時の気持ちを、20年前に立ち戻って描いた作品なので、これから「ワノ国編」の、そして物語のラストに向かっていくルフィたちの冒険を観るにあたっては、ぜひ『ROMANCE DAWN』も観ていただければ嬉しいです。新鮮な気持ちで観られると思います。そして「ワノ国編」のアニメはこれから盛り上がるところしかないので、それぞれの雰囲気の違いを比べてビックリもしていただければ、なお嬉しいですね。『ROMANCE DAWN』で描かれるのは冒険の始まりに立つルフィですので、「あの時のルフィがここまで来たんだなあ」と、20年の時間の重さを感じられる、感慨深い作品になっていると思います。

尾崎:昨年はアニメ20年周年を迎え、そして21周年に突入しました。そのなかで『ONE PIECE』のアーカイブのようなものの一つとして、『ROMANCE DAWN』をぜひ観てほしいです。また最新の「ワノ国編」の通常版DVDも1月から発売していまして、第1幕を遡って観ることができます。もし観たいキャラクター、エピソードがある方は、ぜひチェックしていただければと。また「ONE PIECE Log Collection」というシリーズをひとまとめにしたボックスセットは、最新だと「ゾウ編」が登場しています。今後は「ホールケーキアイランド編」が続く予定で、エピソードがまとまって見やすくなっています。『ROMANCE DAWN』を観て、過去のアニメシリーズを観たくなったという方は、ぜひこの機会にお手に取っていただければ嬉しいです。

『ROMANCE DAWN』Blu-ray&DVD公式サイトはこちら!

Blu-ray&DVD『ROMANCE DAWN』

発売日:

2020年1月24日(金)

発売元:

エイベックス・ピクチャーズ

価格:

初回生産限定版Blu-ray:5,000円+税
通常版Blu-ray:3,500円+税
初回生産限定版DVD:4,000円+税
通常版DVD:2,500円+税

【収録内容】

第907話 ROMANCE DAWN

【限定版特典映像】

■TVアニメ『ONE PIECE』
 第1話「俺はルフィ! 海賊王になる男だ!」
■ルフィ役・田中真弓&アン役・岡村明美
 スペシャル対談
■ルフィ役・田中真弓&アン役・岡村明美
 「ROMANCE DAWN」ビジュアルコメンタリー

【メーカー特典】

描きおろし着せ替えジャケット(ルフィ&アン)
※商品仕様、収録内容、特典内容は予告なく変更する場合もございます。予めご了承ください。

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