「ONE PIECEの日」記念!実況付きダイジェスト映像で『ONE PIECE』と初タッグ!流れ星・ちゅうえいさんにスペシャルインタビュー!

尾田先生との出会いは運命!? 『ONE PIECE』愛あふれるエピソードをお届け!!

※ちゅうえいさんのお気に入りシーンである、アラバスタでMr.1を倒した時のゾロの再現ポーズ!

「ONE PIECEの日」を記念し、実況付きダイジェスト映像のナレーターを務められた皆さんへのインタビューを今日から連日公開していきます!

まずは、ちゅうえいさんが実況を務めたダイジェスト映像をチェック!

―ナレーションのお話が来たときの気持ちを教えてください。

「ようやくか!」ですね。『ONE PIECE』関連の仕事が色々あるなかで、(明石家)さんまさんやさまぁ~ずさんが呼ばれるのは、わかります。ただ、芸人のエルシャラカーニのセイワ(太一)さんが(ワンピース関連のテレビ番組に)出演していたことがあって。それを見て「先にオレだろっ」と思ったので(笑)。今回のナレーションのお話をいただいて「ようやくか!」と思いました(笑)。

―『ONE PIECE』ファン歴は何年目ですか?

2巻でシュシュが守っていた店を燃やされるあたりからリアルタイムで読んでいたので、もう20年以上ですね。流れ星の結成が2000年なので、1997年に連載スタートした『ONE PIECE』と芸歴がほぼ一緒です。

→亡きご主人との約束を守り店番を続けていたペットフード店を燃やされてしまったシュシュ(ONE PIECE2巻 第13話)

―20年越しの想いが実ったわけですね。

もっと、『ONE PIECE』を熱く語れる状態のときがあったんですけど、いかんせん40歳過ぎると記憶の回路が(笑)。今は老いていく一方ですよ。まぁ、レイリーみたいな歳の取り方ができればいいんですけど。

―ナレーションでも思いの丈を話されていましたが、あれは台本があったんですか?

情報としてはありましたが、「ちゅうえいさんならではの思い出を話してください」と言っていただけたので、好きなようにやらせてもらっちゃいました。ただ、先ほども言いましたが、回路が何個か途絶えているので(笑)正直何カ所か間違えてしまいましたけど、そこはご愛敬ということで見逃していただけるとうれしいです。

―動画を見て周りの反応などはありましたか?

Twitterでは、ありがたいことにファンの皆さんからお祝いコメントをいただきましたが、周りの芸人からは“いっっっさい”なかったですね。あ、でも尾田さんが「ありがとう、面白かったです」と言ってくれました!

―尾田先生と知り合ったきっかけを教えてください。

かれこれ6年くらいのお付き合いになるのですが、ダメ元で流れ星の単独ライブの招待状を送ったのがきっかけです。なんの伝手もなかったので「週刊少年ジャンプ」編集部に送ったら、当時の担当編集の方から「尾田も行きたいと言っています」と返事が来て、実際にライブにも来てくださいました。実は、「THE MANZAI」の敗者復活戦に出たときのネタを尾田さんのお子さんが気に入ってくれていたらしく、タイミングがめちゃくちゃ良かったんですよ。だから、尾田さんとは出会うべくして出会った。運命です!

―「週刊少年ジャンプ」の巻末コメントにもその話は書かれていましたね。

そうなんです。あの巻末コメントはうれしかったなぁ。その大分後に、ドレスローザ編でキャベンディッシュとハクバが同時に出てきてしまう「ハーフ&ハーフ」って回があるんですけど、オレの一発ギャグにもハーフ&ハーフってネタがあるんですよ。尾田さん、オレの影響受けているんじゃないかなって。「勘違いです」ってご本人には言われましたが…

←キャベンディッシュが眠っている間に現れる別人格ハクバと意識を奪い合った結果、ハーフ&ハーフに!(ONE PIECE77巻 第773話)

―しっかり否定されてしまったんですね。

はい。ちゃんと否定されています。でも、今でも尾田さんの深層心理にオレのギャグが入り込んだじゃないかなって思っていますけどね。

―『ONE PIECE』の中で好きなエピソードを教えてください。

アラバスタ編が好きですね。1番好きなのはビビとコーザが砂埃の中すれ違うシーン。あと、ゾロがダズ・ボーネス(Mr.1)を切ったときの見開きシーンですね。1番と言いつつ2つありましたね(笑)ストーリーとしても、ミス・ウェンズデー(ビビ)が出てきた双子岬から伏線を張っていたわけじゃないですか。その伏線の張り方がすごく印象深くて衝撃でした。しかもルフィの敵としては初の王下七武海!

↑反乱軍を止めようとするビビはコーザとすれ違うが、コーザはビビに気づかない(ONE PIECE20巻 第182話)

↑スパスパの実の能力者、ダズ・ボーネスとの戦いで“何も斬らない”境地を体得したゾロ(ONE PIECE21巻 第195話)

―好きなキャラクターはいますか?

ウソップかなぁ。似ているって言われたのもあるし、1番人間味があり、隙が
あるから近づきやすくて、共感しやすい部分がありますし…

―(いい意味で)普通ですもんね。

そう、オレもめちゃくちゃ普通だから…って、誰が普通やねん!

危ねぇ、一瞬のっかっちゃったけど、途中で気づいたわ。…みたいなツッコミをウソップもしますし(笑)。実は昔『ONE PIECE』好きの芸人仲間がハンニャバルを好きって言っているのを聞いて、すごい読んでいる感出てて、かっこいいなと思ってハンニャバルって一時期は答えていました。女性キャラだと、Dr.くれはかベルメールさん。ベルメールさんは“男が惚れる男”を地でいく女性だと思います。あ! ガイモンさんも好きです。

―『ONE PIECE』のキャラクターになれるとしたら誰になりたいですか?

黄猿かな。自然(ロギア)系になりたいし、光の速さで移動してみたいので。あ、ドフラミンゴもいいですね。雲を掴んで移動してみたいです。2時間でどこの国まで行けるか、みたいなゲームがしたいなぁ。

↑海軍本部大将・黄猿。ピカピカの実の能力者(ONE PIECE52巻 第507話)

↑イトイトの実の能力差であるドフラミンゴは雲に糸をかけて空中を移動できる(ONE PIECE70巻 第697話)

キャラクターではないですけど、空島に行ってウェイバーにも乗ってみたいです!

←風が動力の空島の乗り物(ONE PIECE26巻 第240話)

―『ONE PIECE』が長く愛される理由は何だと思いますか?

読んでいると、尾田さん自身が楽しく描いているのがすごい伝わるんですよ。だから読んでいる方も楽しいし、ひきつけられる。一度、尾田さんに原稿を見せてもらったことがあるんですけど、雑誌では切れちゃう部分にも絵を描かれていて「これ描きたい、あれ描きたい」というのがあふれている。ほかにも、ドレスローザ編を連載しているときに仕事部屋を見せてもらったら、どこから誰が見ても町としての整合性が合うようにドレスローザの国を真横から描いた絵が貼ってあって本当にすごいなと思いました。でも、やっぱりストーリーが王道でシンプルに面白いんですよね。

―ちなみにコミックス派ですか?ジャンプ派ですか?

ジャンプ派です。セリフの「…」の数とかも数えるくらい読み込むので、読むのに時間かかるんですよ。そのせいか、オレが買ったジャンプなのに毎回マネージャーが先に読むという謎のルールができてしまいましたが(笑)。とにかく、マネージャー共々、今でも毎週ジャンプを楽しみに読んでいますよ!

―最後にONE PIECE.comを見ているファンに一言お願いします!

皆さんが今回の実況付き動画を「面白かった」と言ってくれれば、また何かのエピソードのナレーションがちゅうえいになる可能性があります。なので声を大にして言いましょう!!「面白かった!!」と!

(C)尾田栄一郎/集英社

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