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【エース誕生日記念!】〝くい〟のない人生を!“家族”に愛された男、エースの生き様を総特集!

2021/01/01

おたのしみ

本日1月1日はポートガス・D・エースの誕生日!

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ルフィの兄、そして白ひげ海賊団の二番隊隊長、ポートガス・D・エース。“メラメラの実”の能力者で火炎を操ることができ、“火拳のエース”という通り名を持つ海賊です。飄々としていながらも礼儀正しく、ひと一倍仲間思いで船員からも人望が厚い男。しかし、実は誰にも言えない大きな秘密を抱え、生きていました。

今回は誕生日を記念し、原作エピソードをピックアップしながら、エースの魅力を特集します。

心優しく面倒見のいい“THE お兄ちゃん”!

エースと言えば、ルフィの兄。血の繋がりはないのですが、子供の頃からルフィを見守り、実の兄のように振る舞ってきました。ときに自分よりも強く分が悪い相手と対峙しようとも、「後ろにルフィがいる」という理由で背を向けず、敵に立ち向かう度胸を子供の頃から持っていました。そんなエースにルフィも全幅の信頼を置き、大事な家族として慕っていたのです。

大人になってもその関係性は変わりません。大事な弟が世話になっているのだから、と麦わらの一味と遭遇した際には丁寧に挨拶してルフィのことを頼んだり(『ONE PIECE』第18巻159話)、かつてルフィの命を救ってくれたシャンクスのもとへ一人でお礼をしに行くなど、とても律儀な男です。

ちなみにこの律儀さも子供の頃からで、素行や言葉遣いが悪かった彼は、正しい挨拶やお礼の仕方を知るべく、以前からお世話になっていた酒場店主・マキノにお願いして学びました。誠実で面倒見のいい一面が垣間見えます。

そんなエースは、白ひげ海賊団のなかでも頼れる男。海賊団傘下の一人、リトルオーズJr.という超巨体な男に、太陽の暑さに困っているだろうと手製の編笠をプレゼントします。これには思わずリトルオーズJr.もニッコリ! 便利なプレゼントをもらえた嬉しさだけでなく、エースのささやかな心配りが心に響いたのでしょう(『ONE PIECE』第57巻555話)。

こうした彼の言動から見えてくる優しさや人間性に、心を掴まれた方も多いのではないでしょうか。

抱えてきた「深い孤独」、やっと見つけた「深い家族愛」

エースは元から誰にでも優しく、礼儀正しい振る舞いをする人間ではありませんでした。幼少時代は心がすさみ、生きる希望も無く生きていたのです。それは彼の出自に理由がありました。エースは、かつて「海賊王」と呼ばれた伝説の海賊、ゴール・D・ロジャーの息子だったのです。

ロジャーは「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を手に入れるという、世界的大偉業を成し遂げた海賊でしたが、同時に世界的大罪人でもありました。
「大罪人の血は根絶やしに」と世界政府が殺気立つ中、秘密裏に産み落とされたのがエースだったのです。彼は自身が大罪人ロジャーの息子であることを知っており、そして世間から「鬼の子」として忌み嫌われる存在であると、幼い頃から見聞きしていました。

そのため自分の存在意義を疑問に思い、他人を信じられず、ただひたすら孤独とともに過ごしていた幼少時代。しかし、氷のように固く冷え切った彼の心を溶かしたものがありました。それが“家族”でした。

子供の頃、彼の心を支えたのが、サボとルフィたち義兄弟の存在でした。

親のいない貧困の暮らしの中でも生きることができ、「大海賊になって世界を見返したい」という夢を追い続けられたのも彼らがいたから。もちろんエースもまた、2人を支える存在でもありました。血を分けた肉親よりも信じられる、大事な“家族”。サボが不慮の事故で亡くなってしまったと聞いた際は、エースとルフィは哀しみに暮れますが、サボの想いを胸に刻み、より一層2人の絆は強くなったのです(『ONE PIECE』第60巻589話)。

そして大海原で出会った、四皇白ひげ。

最初は自身の夢のために、無鉄砲にも白ひげに喧嘩を売ったエース。しかしひょんなことから白ひげ海賊団に拾われ、気づけば彼ら“家族”の一員に…。白ひげの懐の深さや“家族”である仲間を見捨てぬ姿に感化され、エースは白ひげを“親父”と呼び、「白ひげを海賊王にならせる」という野望を抱くほどに敬愛し、そして海賊団の仲間たちを大切に想うようになりました(『ONE PIECE』第57巻552話)。

生まれた頃から肉親はおらず、さらに自身が望まれた子供ではないと感じ生きてきたエース。そんな彼が本当は欲していたであろう、信じられる“家族”と、その愛、絆を手にすることができたからこそ、彼は“家族”にまつわることであれば真摯で律儀になろうとしたのかもしれません。

しかし忘れてはいけないのは、決してエースは肉親からも望まれず生まれてきたわけではないことです(『ONE PIECE』第56巻551話)。ロジャーは処刑前、ルフィの祖父であり海兵のガープに、密かにエースの誕生と母親のことを伝えていました。よりにもよって敵である海軍の男に「子供を守れ」と託したのです。多くのことは語られていませんが、絶対に守り切りたいというロジャーの強い願いをガープも感じとったからこそ、エースを救けたのではないでしょうか。

さらにエースを産んだ母親ルージュも彼を守るため、20ヶ月もの間出産をせずに胎内に隠し続けました。ようやく産んでもそれが原因で命を落としてしまいますが、出産直後のエースを見つめる眼差しから彼女の深い愛情を感じます。

エースは愛されて生まれてきたのです。

エースが遺したもの

エースは自身の元部下・黒ひげの裏切りを許せず、追った先で返り討ちにあい、その結果海軍に捕らえられてしまいます。自分の本当の父親のことが白日のもとにさらされたエースは、海軍本部のあるマリンフォードで処刑が決定してしまうのです。しかし、それを黙って見過ごせないのは、義弟ルフィや親父白ひげら“家族”たち。そうして『ONE PIECE』の中でもターニングポイントとなった「マリンフォード頂上戦争」が勃発します。エースを救うべく、戦い傷つく“家族”たち。そんな姿を見て心苦しくなる反面、エースは自分を想う“家族”たちの姿に嬉しさをにじませます(『ONE PIECE』第58巻568話)。

しかし、ルフィたちの奔走むなしく、当時海軍三大将が一人、サカズキの攻撃からルフィを守るため身を挺し、エースは大事な弟の腕の中で絶命したのです(『ONE PIECE』第59巻574話)。

残念ながらこの「マリンフォード頂上戦争」で彼の人生は幕を閉じてしまいましたが、彼が”遺したもの”を義兄弟のサボとルフィが受け継いでいきます。
事故に遭いながらも密かに生き延びていたサボは、再び生まれた「メラメラの実」を獲得し、エースの能力を引き継ぎました。

そして、ワノ国へ到着したルフィは、かつてエースと会ったことのある少女・お玉と出会います。ワノ国内で起きている惨状を知ったルフィは図らずも、エースがお玉とした「国を変える」という約束を同じように宣言。カイドウを討ちに鬼ヶ島へと向かいます(『ONE PIECE』第91巻918話)。

エースはもういない。けれど、エースが遺した想いや言葉は、今もルフィたちや誰かの道しるべとなって息づいています。

今回の誕生日記念のエース特集、いかがだったでしょうか?
ぜひみなさんも、誕生日を一緒にお祝いしましょう♪

SNSで「#ポートガスDエース誕生祭2021」「#エース誕生祭2021」というハッシュダグをつけて、お祝いコメントなど投稿してくださいね。今回紹介したエースの魅力は、ほんの一部…。もしあなたならではの好きポイントがあったら、是非つぶやいてみてください。

エース、誕生日おめでとう!

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●エースが主人公の小説『ONE PIECE novel A』も要チェック! コチラから!
現在、『ONE PIECE magazine』ではこの小説を原案にしたスピンオフ漫画も連載中!!

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(c)尾田栄一郎/集英社