絶賛アンコール上映中!『ONE PIECE FILM RED』アンコール上映記念舞台挨拶レポート!

2023年10月20日(金)から始まったアンコール上映を記念した舞台挨拶が10月28日(土)に開催されました。ルフィ役・田中真弓さん、ゾロ役・中井和哉さん、ウタ役・名塚佳織さん、そして劇中歌「私は最強」の楽曲を提供したMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)が登壇! 全国338館の劇場へもライブビューイングで配信され、多いに盛り上がったイベントの模様をお届けします!

■豪華ゲストが登壇! 思いも笑いもあふれる舞台挨拶!

「私は最強」の楽曲とともにステージへ登壇した出演者6名。挨拶を求められた田中さんは「みんな! やっと会えたね ウタじゃないよ!」と、まさかのウタのセリフをアレンジした挨拶を披露! 会場は笑いに包まれます。その中で本物の「みんな! やっと会えたね ウタだよ!」というセリフで挨拶をすることになった名塚さんは挨拶のあと、いつもより緊張したと明かしていました。中井さんは「ようやく面白くなってきやがった!!」と劇中のゾロのセリフを披露。
続く大森さん(ミセス)は田中さんの挨拶を受けて、「みんなAdoだよ!」とボケて、また会場は大盛り上がり。スタートからゲストの皆さんのテンションはマックスに! 

公開から1年以上経っても冷めない『ONE PIECE FILM RED』の盛り上がりについてどう思うか司会から聞かれ、中井さんは「作品自体の魅力はもちろん、お客さんはウタちゃんに会いに来てくれてるのかなと思います」と答えると、それに呼応するように会場から大きな拍手が。本作の盛り上がりやファンの皆さんからの応援を、出演者の皆さんも実感していると明かしました。

■「私は最強」への想いや印象、楽曲制作の裏話をトーク!

『ONE PIECE FILM RED』のイベントには初登場となるミセスに「私は最強」を作るうえで意識したことを質問。まず、映画の資料を元にウタの人となりや、抱えているものを掘り下げたそう。「『私は最強』というパンチのあるタイトルなんですけど、だから強いというわけではなく、弱い部分もあるんだということを意識していました」と作詞・作曲の大森さんが答えると、キーボードの藤澤さんも「『ONE PIECE』の世界観、ワクワク感を大事にして演奏したいねと話していて、実際に世界に広がる海の景色を大事にしながらみんなで演奏したなぁ、というのを思い出しました」と、当時の想いを語ってくれました。

名塚さんは収録やイベントに行くときにこの曲を聞いて背中を押してもらっていたそうで、「当時、現場に行くときはウタを完成しきれてない気がして、色んなプレッシャーや不安もあったんですけど、あの曲を聴いて自信をもらっていた気がします」。

田中さんから「最初は元気になれる曲だと思っていたけど、『怖くはない』って言われたときに絶対怖いよねって。逆説的なものがすごくあって聴けば聴くほど怖い歌じゃない?」とふられると、「絶対的な自信がないような、あるような。狭間の中で揺れているけど、自分を鼓舞して進まなきゃいけない局面は誰しもあると思うので、そういった部分は意識しました」と大森さんは語りました。

中井さんも「確かに歌詞を見ると苦い部分はありますけど、でも人って常にハッピーなわけじゃないので、頑張ろうとするときってそんなものなのかなぁ」と同意しつつ、歌詞の「いつかの夢が 私の心臓」にドンっときたと明かし、「若い頃の僕に、将来、田中真弓と仕事すんだぞって、聞かせてやりたい気持ちになる。頑張ってきたよなぁって。深い意味で言えば、やっぱり元気が出る歌だなと思います」と語ってくれました。

■『ONE PIECE』大好き! ミセスが選ぶ名ゼリフコーナー

ミセスが事前に選んだセリフを、田中さん、中井さん、名塚さんが生で披露するファンにはたまらない企画も実施! トップバッターの中井さんのセリフは何故かウタの「わたしの歌があれば、みんなが平和で幸せになれる!」。実は、2023年1月に開催された「フィナーレ大宴舞台挨拶」が、あまりにも素敵だったことからもう一度聞きたいとスタッフが忍ばせたんだそう。「ゾロのセリフとしては選んでないんですけど…」と困惑気味のミセスも、名塚さんの本家ver.を聞くと「『私は最強』を制作するうえで大きかったセリフだったので感無量です」(大森)と大満足の様子でした。

藤澤さんが選んだウタの「わたしにとっても大事な帽子 いつかきっと これがもっと似合う男になるんだぞ」は、名塚さんにとって難しいセリフのひとつだったそう。収録現場でのルフィとのやり取りを経て、自分の中に落とし込めたセリフだったとのことで「その想いが伝わっていたのかな、と思うとうれしいです」と名塚さん。

若井さんはゾロの「おれは もう二度と敗けねェから!!!!(中略)文句あるか海賊王!!」をチョイス。本息で披露してくれた中井さんに対し「感動しました! 敵を倒していくシーンが印象的なゾロなんですけど、涙してルフィに誓いを立てるこのシーンが本当に大好きなので、生でセリフを聞けて鳥肌たちっぱなしでした」と感動をあらわにしていました。

ルフィの「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」を選んだ大森さんは、「ルフィそのものというか。初めて言語化された気がして、すごく印象的でした」と語り、「私もこのセリフ好きです!」と田中さんも納得のチョイスだったよう。

最後のコメントでは、中井さんが丁寧に感謝の意を述べたあと「以上、津田健次郎でした」と、まさかのゴードン役・津田さんとして挨拶。会場から大きな拍手が上がるとともに、田中さんたち登壇者の皆さんも驚いていました。大いに盛り上がったイベントの最後は、もちろん田中さんの「アンコール上映を観に来てくれたみんなは、おれ達の仲間だー!」というセリフで締めくくられました。

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指定のハッシュタグをつけてアンコール上映・応援上映の感想をX(Twitter)に投稿すると、本イベントの登壇者全員のサイン入りビジュアルブックなど豪華『ONE PIECE』グッズが当たります! ぜひご参加ください!

『ONE PIECE FILM RED』

公開日:

絶賛アンコール上映中!

スタッフ:

原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:谷口悟朗 脚本:黒岩勉 音楽:中田ヤスタカ キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤雅将 美術監督・美術設定:加藤浩
色彩設計:横山さよ子 CGディレクター:川崎健太郎 撮影監督:江間常高 製作担当:吉田智哉

出演:

田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 矢尾一樹 チョー 宝亀克寿
名塚佳織 Ado 津田健次郎 池田秀一
山田裕貴 霜降り明星(粗品、せいや) 新津ちせ

主題歌:

「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado (ユニバーサル ミュージック)

劇中歌 楽曲提供:

中田ヤスタカ Mrs. GREEN APPLE Vaundy FAKE TYPE. 澤野弘之 折坂悠太 秦 基博

配給:

東映

ストーリー:

世界で最も愛されている歌手、ウタ。
素性を隠したまま発信するその歌声は”別次元”と評されていた。
そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。
色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、
そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきた
ルフィ率いる麦わらの一味たち、
ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、
今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。

物語は、彼女が”シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出すー。

(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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