漫画
クローン・ウォーズ
『うわっ!マジ?!』って感じだったね! なんて面白いひねり!
ホールケーキアイランド編でステューシーは「歓楽街の女王」だと思っていたけど、その素顔はCP-0の一人だった! そして今回もまんまと、CP-0として世界政府の味方まなんだと信じてしまったけど、本当はベガパンクの味方だった!!!
裏を返せば、革命軍の味方にもなれる! そしてあのステューシーは…。
バッキンのク、〝複製人間(クローン)〟!?
待って待って、さらに続きが!
あのバッキンは……元ロックス海賊団のクルー!? えーーー!?!?
もう、ごちそうさまでした! これでステューシーの面白い“遅れ情報”のクセの理由がわかった。エッグヘッドの防衛システムを分かっているステューシーが襲撃しかけようとしたカクに予め警告しなかったのは、彼(敵)を少し油断させようとしていたからなんだろう。最初彼女はカクやキリンに対して嫌悪感を持っていたのかと思った。プリンの結婚式では「おかしな声で鳴くキリン」を絞ったドリンクも飲んでいたしね! 別に彼女の独特なコミカルなクセというだけでもよかったけど、これですげぇ納得した!
クローンのことはいったん置いといて、ステューシーのこの姿は…何??
天使のセラフィムと対化できる悪魔のサキュバス!? まず背中の羽は折りたためなさそうだから変身した姿と考えていいかな? ならば「悪魔の実」かな? …と考え始めると、なんの動物(ゾオン)系でしょう? 幻獣ならサキュバスかな? でも普通のゾオンか古代種もありえる。ブラックマリアみたいに薬で変身姿を改善しているかも。だとすると、コウモリの可能性が! バンパイアコウモリとかね。『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』に出てたゴールデンバットの羽と比べたら大体同じ構造になっている。
や、でもバッキンは!? 彼女は一体どういう人物だった!?
「自称〝白ひげの愛人〟」?? MADSに入っていた謎の女性でしょうね!? ってことは、ロックス海賊団の引退か解散かどっちだか分からないけど、その後にMADSに入団した!? 何を目当てに、MADSの船に乗った? ステューシー以外の、MADSメンバー達の夢の研究が第1070話以降の扉絵で各々描かれている。
登場人物の名前は明記されてないけど、たぶん
(右)ジャッジ→技術兵器の研究
(中央)クイーン→科学兵器の研究
(左)シーザー→人工悪魔の実の研究
でもバッキンは!? もしかして…クローンの研究?
MADSの科学者達はお互い研究内容を共有したり、もしくは奪い合ったりしていたようだ。ジャッジはクローンの軍隊を開発しているのに、ここで描かれていたのはクローンではなくサンジ達の体に組込まれていた血統因子に基づく〝武器〟と〝機能〟。ジェルマの夢を果たすために、もしかするとバッキンの研究を利用した? こう考えるとウィーブルとバッキンの関係がますます面白くなる。ウィーブルは白ひげの未完成クローン? それともバッキンの言う通り、エドワード・ニューゲートの実の息子?!
ステューシー本当に面白いな! 今後の展開が楽しみ過ぎる~!
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週刊少年ジャンプ 新年1号 第1068話
週刊少年ジャンプ 新年4・5合併特大号 第1070話
週刊少年ジャンプ 新年8号 第1072話
ONE PIECE 80巻(第802話)
デッド・ヘッド
長年、顔と不思議な団体名しか明かされてなかった五老星の一人がやっと…、やっと名前が披露された! そして私達の期待を裏切らない遊び心や、さらなるミステリーがその名には込められていた! あのヒゲとあの名字から、北米の人なら秒で気付きますよ! 北米の誰もが知っている有名なバンド〝グレイトフル・デッド〟のギタリスト、ジェリー・ガルシアだー!
なんなら、他の五老星の名前も有名なミュージシャンから来ている? 例えばなんだろう…。「キンコール」「ジョレノン」とか!? それとも別のエンタテインメント界の王者達!? 「スティバーグ」「エディフィー」「ジャッチェン」とか!? よく分からないけど面白くなるってことだけは確実だな!
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週刊少年ジャンプ 9号 第1073話
イエスか イか
最後に『ONE PIECE』英訳者のスティーブン・ポールさんが気付いたネタを一つ、ここで紹介したいと思います! 『ONE PIECE』の世界には「イベル賞」という名の、我々の世界でいう「ノーベル賞」と似たようなものがあり、これ、実はある意味全く同じ名前です。
イベルの『イ』をノと縦棒に分け、さらにその縦棒を横にすると、“ノ”と“ー”。
……“ノー”ベル賞!!!!
さすがスティーブン! では、また次回!
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週刊少年ジャンプ 9号 第1073話