第30回：一人じゃない

イデオが手長族だって！？これはデリンジャーのルーツの真相と同点でドレスローザ編の「チキショー！気付けばよかったー！」のトップ１だな！悔し過ぎる！

バラバラだったコロシアムの選手達が次から次へとサブボスキャラを倒していく流れは、今までのストーリーとは一味違う。ルフィ達がドフラミンゴを倒したらみんなの勝利って訳だな。これから起こる、ドフラミンゴへのラスト・アタックももしかしたらイデオのこのフレーズみたいになるのかな？早く見たいッ！！！

迫力のあるこのフレーズと似てるセリフが『ONE PIECE』の中で他にもないかなと思って調べた結果・・・あったッ！「この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!!!!」

ハグワール・Ｄ・サウロがロビンにくれた最後の言葉だ。『ONE PIECE』の大きなテーマの一つ“仲間”はやっぱりどんな時でも人は“一人じゃない”。タイトルがＯＮＥ（ひとつ）から始まるってのは無視しようっと★

バ・ル・ト・ロ・メ・オー！！！初登場の第705話、バルトロメオは海軍本部の中将さえ倒す強さがあると分かったけど、それ以降彼はほとんど神級な防御能力に頼ってばかり！「〝バリバリの〟ォ!!〝銃（ピストル）〟～!!!!」一発でグラディウスをＴＫＯさせた！？

これでやっと本人の腕力も見れてスンゲー面白かった！そんな力のこもったコブシは“神拳”と呼ぶしかないッ！“神拳”というと・・・あの８０年代の名作漫画の武術を思い出すな！ もしかしてそれも“オマージュ”？

あっ！オマージュの話で思い出したけどオマージュの技はドレスローザ編に入ってこれで２回目だよ！最初のはコロシアムでサボがエースから「貰った」技、〝火拳〟！

そしてロビンちゃんのスピードに驚いた！あのハクバより速いんだけど！！！

１７０話以降ロビンはスピード勝負の相手に特に強いと分かったけどロンメルでハクバの攻撃は風のせいだと間違えられたからロビンが風より速いってこと？２年の間にロビンちゃんは一体どういう修行をしてた！？

ロビンの能力は空中で咲くことが出来る！？革命じゃない！？２年前は２００ハナハナ以内でしか咲けないという制限があったけど「空中で咲くことは絶対に出来ない」というルールは尾田先生どこにも書いてなかったよね？それか、もしかして戦いで散ってるヒマワリの花びらから咲いた？？誰か！ＳＢＳで尾田先生に聞いてくれぇ～！

彼はコロシアムの常連客のようで、アニメ６３７回に初登場した原作に基づき６７５回の回想シーンでも観客席にいるよ！

原作では１コマしか確認出来なかったけどヴァイオレットに似てますよね！彼女には何があったんだろう・・・

『ONE PIECE』！！！なんて素晴らしいシリーズだ！たった４分５３秒で喜怒哀楽を全クリア！勝利の喜び！ディアマンテへの怒り！キュロスの哀しみ！そしてウソランドの表情の楽しさ！尾田先生マジリスペクト！

１１回目のＳＵＰＥＲ「ＯＰ」講座で原作に一致するエピソードについて紹介したけど、あの時はキュロスの過去はあえてノータッチにした。


キュロスとスカーレットの別れのシーンはインパクトが強過ぎて、彼の立場を想像するだけで涙が出ちゃうし、それと同時にあまりの理不尽さに憤りを感じて血圧が上がっちゃうから諦めました。

原作では幸せな家庭が瞬く間に崩れてしまい、何も出来ない読者は辛かったよ～！こういう時あるじゃん？映画を見てると「止めろ！真夜中に一人であの１８年前に原因不明の火事で燃えた精神病院に入らないでよー！」と叫びたくなるとか。お家の窓ガラスの外側からリビングでシュークリームを食べようとしてるお父さんに「父上！あの２週間テーブルの上に置きっ放しだったシュークリームを食べないでくれ～！」とかよくあるでしょう。今回、そんな気分の限界を越えてたな「キュロス！王宮へ行かないでくれー！」っと。

アニメのオリジナル演出で王宮までの必死なキュロスの行路が明らかになり、まんまとミンゴ達が格闘の天才を騙して、足に海楼石を付けたことも分かった。でも何よりも家族のハグは心に響いたオリジナルシーンだった。

今後、キュロスとレベッカのこれまでをまとめたシーンを見るのがとっても楽しみだ！

さて、気分転換にスイッチを切り替えてウソランド！！！ＭＹ　ＭＡＮ！！！！１１回目のコラムで東映さんに頼んだ（いや、土下座で無理にお願いした）「東映さん、今回のバトルをもう少し見せてくださ～い」の結果？、ふっふっふっ！よく俺様の願いを果たしてくれた（いや、ただの偶然です）。ウソップがオリジナル技を３つ出してくれたよ！

ちょうどいいペースで、しかもオリジナリティが含まれたバトルだった！ウソップの成長はまだまだ続く！勝平さん！たいっっっへん面白かったです！！！