第996話
鬼ヶ島激動 ルフィ全面戦争開始

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赤鞘の侍達は、今まさにモモの助を処刑しようとしていたカイドウへ奇襲を仕掛ける。猛烈な勢いで落下する赤鞘達とカイドウは、ライブフロアの床をぶち抜き地下深くへとその姿を消していった。キング、クイーン、ジャックはカイドウ援護のために地下へと手勢を送り込もうとするが、その前にヒョウ五郎、弥太っぺを始めとする反乱侍衆が立ちはだかる。一矢報いた赤鞘達に胸を熱くするルフィとヤマトが赤鞘達の加勢へ行こうとすると、そこにうるティが現れ行く手を塞いだ。「僕がいよいよ光月おでんになる日が来たんだ!!」と啖呵を切るヤマト。自分はもう百獣海賊団の味方ではなく、カイドウが死んでも構わないと言い切るヤマトに、百獣海賊団の面々は度肝を抜かれる。一方、ヤマトの背を守るように百獣海賊団達と戦うルフィ。すると、その大立ち回りにビッグ・マムが気づき、嬉々としてルフィに襲い掛かる。この機にモモの助を助けに行こうとするロビンに、ジンベエは自分達には頼れる仲間がいるから安心しろと伝えるのだった。

その頃、地下では赤鞘達がおでんへの思いを込めた刀でカイドウに止めを刺そうと死力を振り絞っていた。しかし、その刃はカイドウを仕留めるに至らず、反撃を許してしまう。お互い傷を負いながら、改めて対峙する赤鞘達とカイドウ。カイドウは赤鞘達の執念を称えるが、協力者であるルフィは海賊であり、だからこそ負けると分かれば裏切る、と笑う。しかし錦えもんはルフィへの揺ぎ無い信頼があった。地上ではビッグ・マムが「お前はなぜここへ来た!!? まさか、カイドウを倒しになんて面白ェ事言わねェよなァ!!」とルフィに冷笑を浮かべて訊いていた。ルフィはビッグ・マムを睨み、鬼ヶ島全土に響けと大声で宣言する。「全面戦争だーーーーーー!!!」

詳細情報

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脚本

山崎亮

演出

中島豊

作画監督

久田和也

美術

土居ゆりの

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