第900話
最高の日　お玉初めてのお汁粉

ルフィ、ゾロ、お菊は、腹痛で苦しむお玉をお鶴の茶屋に届けた。そこでお菊の煎じた邪含草を飲み、一命を取り留めるお玉。再び腹の虫が鳴り出したお玉に、お鶴はお汁粉を振る舞った。そしてお鶴はワノ国に暮らす人々の厳しい現実と貧しい暮らしを話しはじめる。カイドウが作った工場は、その煙突から有毒な煙を吐いて空気を汚し、土を汚し、川の水を汚し、人々は絶えず食べ物にも飲み水にも困っているという。そして今、ルフィたちがいるこの「おこぼれ町」が、役人の町からおこぼれをもらって生活している事を知った。

そのお鶴の批判を聞きつけたギフターズのバットマンがルフィたちを襲ってくる。バットマンを迎え撃つルフィとゾロは、雨のように降り注ぐ無数の矢をすべて撃ち落として防いだ。このままバットマンを追い詰めるかに見えたが、隙をつかれ、もう一人のギフターズ、ガゼルマンにお玉を連れ去られてしまう。 お玉を救うべく、ルフィはガゼルマンを追った。