第778話
世界会議へ レベッカとサクラ王国

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ひょっこり姿を現したキャロットにおどろくルフィたち。悪びれることなく、一緒に連れていってほしいと懇願するキャロットを、これ以上恩人に迷惑をかけるわけにいかないと、ペドロは船をゾウに戻してもらおうとする。ワンダにばれたら怒られる、食べ物持参だと訴えて、必死に食い下がるキャロットだが、持ち込んだ量では半日程度だと知り、海の広さにおどろく。乗ったものは仕方ない、自分の身は自分で守れと言ってルフィは乗船を認めるが、キャロットの持参した人参を食べ、逆襲されて危うく命を落としかけてしまう。

食事にしようと提案するルフィだが、誰も食事作りを名乗りでない。見かねたナミが作ろうとするが、5000ベリーを要求したため、ルフィは自分が作ると張り切る。一方、偉大なる航路サクラ王国。かつてルフィにより国王ワポルが倒され、ドラム王国が滅びた後、誕生した国だ。初代国王となったドルトンが国を建てなおし、世界会議への出席が決まり、Drくれはも同行することになっていた。チョッパーがどうしているかと案じるくれはに、ドルトンは当時のことを懐かしみながら、仲間たちと共にどこかの海を航海中だと話した。

南の海、悪ブラックドラム王国では、国王となったワポルが盛大な見送りと共に出国しようとしていた。ドラム王国亡き後、ここまで成り上がったと当時のことを振り返るワポル。ルフィにブッ飛ばされた後、命からがら海兵から逃れたものの、もう王ともてはやされることはなく、マッチ売りにまで身を落としていた。しかし、バクバクファクトリーで作ったゴミのオモチャが評判になり財閥を築き、今の地位に復活したと得意げに語る。そして、ドルトンが世界会議へ参加すると聞き、どう引きずりおろすかと悪巧みを企てていた。

情熱の国、ドレスローザでは復興が進む中、ルフィたちの石像を前に懐かしそうに見るキュロスの姿があった。ヴィオラから世界会議への同行を誘われ喜ぶレベッカは、亡き母のドレスを着ていくことを思いつく。リク王のもとへもプロデンス王国のエリザベローから誘いが来ていた。物見遊山のようだと半ばあきれるリク王に、祭のようなものだと告げるエリザベロー。各国の思惑が動く中、ホールケーキアイランドへ向かうルフィたちにおどろくべき報せが飛び込んできた。なんと存在すら不明とされていた革命軍の総本部バルティゴが襲撃され、壊滅状態だというのだ。

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脚本

米村正二

演出

上田芳裕

作画監督

伊藤修一

美術

白石美穂

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