第725話
怒り爆発 おれが全部引き受ける

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降り注ぐ弾糸から身を挺してローを守ろうとするロビンは、間一髪のところで眠りから覚めたキャベンディッシュに救われる。二人の無事を確かめたルフィは、キャベンディッシュにみんなを連れて下へ行くように頼む。ドフラミンゴを前にせめて一太刀と一旦は断ったキャベンディッシュだが、ルフィを自分のファンだと勘違いして請け負い、ロビンにバルトロメオの能力を使って下へ行くように指示した。ローの容態を尋ねるキュロスに、レオとマンシェリーは傷を縫い合わせることさえできればジョウロで治癒できると告げる。

ルフィに、いいかげんローを楽にしてやるべきだとうそぶくドフラミンゴ。そうしたければ自分に勝ってからにしろと言い返すルフィ。相当のダメージを負っていると指摘されるルフィだが、ローの攻撃を受けたお前も同じだと言い返し、熾烈な戦いが再開した。クロコダイルを倒して以来ルフィを気にかけていたとドフラミンゴは明かし、頂上戦争を生き延びて、ここまで来たことをほめながら攻撃してくる。一方、避難しようとするキャベンディッシュは、意識を取り戻したローからこの場所に置いていけと頼まれ困惑する。

13年間、ドフラミンゴを討つため生きてきたと胸のうちを明かすロー。そして、やるべきことはすべてやり、後をルフィに託したからには、最後まで見届け、万一負けたときには自分もここで命を落とすべきだと食い下がる。ロビンの説得も聞かないローの意思は固く、その瞳に強い決意を見たキャベンディッシュは説得をあきらめ、それなら自分もここに残ると地面に座り込む。そして、背中を負傷したロビンに自分のマントを渡し、バルトロメオに作らせた階段で先に行かせる。レオたちもローを置いていけないと、残ることにした。

鳥カゴの収縮が進み、ドレスローザは大混乱となる。止める手立てはないかと走り出すゾロたち。一方、ギア2に続き、ギア3を発動したルフィだが、隙だらけだと顔面を蹴り飛ばされる。力の差を見せつけ、鳥カゴの制限時間の一時間とは完全に閉じる時間で、30分もすれば死人が出るとドフラミンゴは非情な宣告を下す。ルフィさえ来なければこの国は平和だったと言うドフラミンゴに対して、ルフィはそれは上っ面だけだと言い返し、邪魔をしたのは自分ではなく、友達を悲しませ、仲間を怒らせたお前だと言い返す。そして、もう誰も死なせないため、全部自分が引き受けたのだと言うと、ギア4の名を口にする。

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脚本

冨岡 淳広

演出

藤田 健太郎

作画監督

川村 敦子

美術

吉池 隆司

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