ルフィとドフラミンゴ、覇王色同士の激突ですさまじい衝撃が起こった。はじき飛ばされたルフィはトレーボルに捕まる。ベタベタで自由を奪われ、さらに、ドフラミンゴがローの処刑を再開しようとするのに焦り、ベタベタの能力が自然系なら武装色の覇気が通じるはずだとトレーボルの腹を拳で連打した。しかし、穴が開いたにもかかわらず、一向にダメージを与えることができない。おどろくルフィにトレーボルをハリボテよばわりするロー。その言葉に逆上したトレーボルは、タベタでローを?地面に張り付けてしまう。
サングラスを上げ、凶悪な素顔をのぞかせたトレーボルは、自分たちがどうやってドフラミンゴを悪のカリスマへと育て上げたのかを語りはじめた。父の首を持ちマリージョアへ帰還したドフラミンゴだが追い返されてしまう。ドフラミンゴが覇王色の覇気を持つことを確信したトレーボルたちは、ドフラミンゴを王として掲げ、ファミリーを結成する。そして、逆らう者を決して許さず、対抗勢力の縄張りを力づくで奪った。その勢いは誰にも止められず、次第にドフラミンゴファミリーは人々から怖れられる存在となった。
ドフラミンゴは王だが、最高幹部との関係は対等であり家族同然だと話すトレーボル。しかし、ローからドフラミンゴの本心は違うと指摘される。逆上したトレーボルは、ドフラミンゴの制止も聞かず、ローを火で焼くのではなく、串刺しにしようと口をこじ開けにかかった。だが、ROOMを構えていたローは、失った手を操りトレーボルの腹を上から斬りつけた。悲鳴を上がり、血と共に大量のべタベタが流れ出て、痩せ細ったトレーボルの姿があらわになる。これでは自分のパンチが通じないはずだと納得するルフィ。
ドフラミンゴに失態を罵られ、ローを道連れにしようとするトレーボル。まもなく王宮に火柱が上がり、ヴィオラは千里眼でトレーボルが倒れ、残るはドフラミンゴ一人になったと告げる。状況がわからないまま、異変を察して涙する小人たちを叱咤、鳥カゴから逃げろと指示するフランキー。加勢したいというレオたちを足手まといになるだけだと止めるロビンは、ローを助け出したルフィから後のことを託される。まだ終わっていないとロビンを狙い放ったドフラミンゴの弾糸とルフィの鷹鞭が激突するノーブル。しかし、全てを防ぐことができず、こぼれた弾糸がロビンとローめがけ襲いかかる!
詳細情報
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- 脚本
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上坂 浩彦
- 演出
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小山 保徳
- 作画監督
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出口 としお
- 美術
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白石 美穂