第719話
空中決戦 ゾロ新必殺奥義炸裂!

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地響きと共に旧王の台地に到着したピーカ。集中砲火を浴びせ、動きを封じようとした海軍だが、ピーカの巨体の前に通じず蹴散らされる。タンクとヴィオラはピーカの呼びかけに応じようとするリク王に避難を勧めるがリク王はそれを拒み、自分がピーカを引きつけている間に、皆を連れて逃げろと指示した。リク王を処刑しようと巨大な手を振り上げたピーカだが、リク王を守ろうとする人々を前に手を止め、くだらないと吐き捨てる。一方、ゾロは空中からピーカに接近する方法として、オオロンブスに自分を投げ飛ばせと頼む。

オオロンブスのキラーボウリングで、空中からピーカに接近するゾロ。すさまじい風圧に耐えながら、拳から刀へと覇気を纏わせていく。ピーカから王の器でないと罵られながら、リク王は国を守れなかったことを認め、再び王位に就くことはないと語る。そして、人を殺さねば生きられないのなら、自分は進んで死を選ぶと断言した。その言葉をあざ笑い、台地ごと押し潰しにかかるピーカ。だが、間一髪、突入したゾロがピーカの身体を三刀流奥義、一大・三千・大千・世界で真っ二つに切断した。目の前の光景に誰もが言葉を失う。

ピーカが上半身へ逃れたことを確かめ、すぐさま後を追いかけるゾロ。攻撃の手を緩めず一刀のもと頭部を切断する。たとえいくつに分かれようと、本体が潜むのは一つだけに違いないと確信したゾロは、地面と同化するのを防ぎ、空中でけりをつけようと矢継ぎ早に斬りつけピーカの石像をバラバラにしていく。すさまじい地響きが起こり、がれきが崩れ落ちる中、軽々と身をかわしながら、いつまで隠れているつもりかとピーカを挑発するゾロ。プライドを傷つけられ、怒ったピーカはついに隠れていた石の中から本体を現した。

たとえ石から出たところで、覇気を纏えば斬られることはないと言い放ち、全身に覇気を纏うピーカ。空中からたたき落とせばお前の負けだと勝ち誇るのに、俺の覇気を上回ればと言い返し、かつてミホークと戦って敗れ、自分の強さへの驕りを井の中の蛙だと指摘されたことを思い出すゾロ。やがて最後のけりをつけるべく、ピーカの両拳とゾロの三・千・世・界が激突。ピーカに致命傷を与えることに成功する。そして空中から台地に降り注ぐがれきは、ゾロの指示で待機していたエリザべローのキングパンチで吹き飛ばした。かくしてゾロは作戦を遂行、最高幹部ピーカを倒したのだった。

詳細情報

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脚本

米村 正二

演出

所 勝美

作画監督

北崎 正浩

美術

吉池 隆司

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