ONE PIECE 58巻
「この時代の名を〝白ひげ〟と呼ぶ」

世界中が固唾を飲んで見守る中、海軍本部における頂上決戦は一進一退の攻防が繰り広げられていた。しかし、その均衡を破る出来事が起きる。

白ひげが仲間を売るという偽の情報を海軍に教えられた、白ひげ傘下の海賊団船長スクアード。海軍の巧妙な罠にはまった彼は、白ひげの胸を剣で突き刺してしまう。深い傷を追いながらも、白ひげはスクアードを抱きしめ、許そうとする。

たとえ裏切られても、白ひげにとって大切な仲間は、大切な家族でありつづけるのだ。