第1050話 双竜相搏つ!モモの助の覚悟!

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「ゴムゴムのJET大蛇砲」「神速・白蛇駆」ルフィとヤマトの技が、同時にカイドウの顎を打ち抜いた。ふたりが再会を喜んだのも束の間、青龍へ変じ空へと登ったカイドウがルフィに問う「どうやって助かった!? 麦わらァ!!」。「どうやっても死なねェよ!!! おれは海賊王になる男だ!!!」そう不敵に返すルフィへ満足げな笑顔を浮かべたカイドウは、ルフィを乗せて飛ぶ桃色の龍にも同じく問う「その龍は何者だ!!? てめェか、麦わらを助けやがったのは!?」。桃色の龍ーーモモの助は、カイドウにおでん城を襲われた過去を思い出して怯むが、勇気を振り絞りこう答えた「拙者の名は!! 光月モモの助!!! ワノ国の将軍になる男でござる!!!」。その頃、ドクロドーム内の宝物殿ではスーロン化したイヌアラシがジャックを、同じくドクロドーム正面入り口ではスーロン化したネコマムシがペロスペローを、それぞれあと一歩の所まで追い詰めていた。しかし、カイドウとモモの助、二匹の龍が現れたことにより分厚い雲が発生し、月を覆い隠してしまう。月の光が消え、スーロン化が解けたイヌアラシとネコマムシは一転して絶体絶命の危機に陥ってしまう。

月の隠れた空の下、青龍となったカイドウと、モモの助へ乗ったルフィが対峙する。何とか名乗ることはできたモモの助だが、カイドウに攻撃することは恐ろしくてできず、防戦一方となってしまう。怯えるモモの助を見かねたルフィは、「カイドウに噛みつけ!」と言い放ち、ひとりカイドウへと攻撃を繰り出す。ルフィの攻撃で吹っ飛んだカイドウに対して尚も攻撃を躊躇うモモの助だったが、家族を、ワノ国をめちゃくちゃにされた過去、そのくやしさに突き動かされるようにしてカイドウに噛みついた。しかし、モモの助の攻撃などカイドウは意にも介さない。それでも噛みつくのをやめないモモの助に「そうだ! モモ!!!」と叫んだルフィがカイドウの横っ面を思いっきり殴った。その声はこの戦いを監視していたメアリーズを通して鬼ヶ島全土に伝わる。モモの助が、そしてルフィが生きて再びカイドウと戦っていることを知り、麦わらの一味や侍衆は喜ぶのだった。

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脚本

山崎亮

演出

細田雅弘

作画監督

高木雅之

美術

飯野敏典、Dino Santos

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