第984話
ルフィ暴走!? 潜入カイドウの宴

鬼ヶ島に上陸した一同は、ついに討ち入りを開始。錦えもん率いる東軍、傳ジロー率いる南軍、ローの潜水艦で海中を行く赤鞘、それぞれカイドウを挟み撃ちにする形で進行する。そんななか、カイドウへの報復に燃えるキッド海賊団は、鬼ヶ島に正面から突っ込んでいく。目立って自分たちの存在がバレれば赤鞘の討ち入りにも支障がでると、キッドを止めるべく追うルフィ、ゾロ。

一方モモの助を連れ去ったカン十郎は、迷路のような地下道で、なかなか城に辿り着けずにいた。実はオロチの手先だったカン十郎だが、末端のギフターズにはまだ知られておらず、赤鞘九人男の一人として認識されている。キッドを追いかけたルフィとゾロは、それぞれ離れ離れになり、一人きりになっていた。別々の場所で、宴の豪華絢爛な様子を目の当たりにするルフィとゾロ。ルフィの頭におしるこの樽がぶつかり、地面にこぼれる。ギフターズたちはおしるこを、酒のつまみにもならないと言って笑い粗末にしていた。ルフィは、たった一杯のおしるこに感動し涙を流していたお玉を思い出す−−−−。