採掘場の囚人たちに向かって、ダイフゴーやババヌキ率いる看守たちの疫災弾が放たれる。疫災弾はクイーンが作り出した恐るべき奇病『ミイラ』を発病させるための細菌が仕込まれており、被弾した者は高熱に苛まれ体も変色して全身の激痛にのたうち回り続けてしまうのだ。苦しさから逃れようと周囲の人々にすがれば感染は広がるばかり。感染者は拡大する一方であり、被弾していない囚人たちは異様な姿にかわってしまった仲間に触れることも出来ず、ただ逃げるしかなくなってしまう。ダイフゴーは、囚人どうしで感染しあって滅びてしまえ、とほくそ笑む。
まだ被弾していない囚人たちは、ダイフゴーが命じるままに感染をおそれてルフィや赤鞘たちにやむなく襲いかかろうとする。ルフィたちを始末すれば、自分たちは助かる、とそそのかされているのだ。ルフィは感染者たちを抱き寄せ、お玉との約束を口にする。いつか腹いっぱいのメシが食える国にする、カイドウに勝ちに来たんだ! と。ルフィの言葉で意識が変わり始めた彼らを見たババヌキは、ルフィたちに向けて疫災弾を撃ち込もうと準備する。ところがルフィはババヌキをあっさりと撃破し、これに触発された囚人たちがダイフゴーら看守たちに逆襲するのだった。
詳細情報
- 放送日
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- 脚本
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冨岡淳広
- 演出
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竹下健一
- 作画監督
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伊藤公崇、出口としお
- 美術
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田中里緑