第907話
ROMANCE DAWN

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これはもう一人のルフィの物語。小舟で航海をしていたルフィは、突如、空から降ってきたバルーンと言う怪鳥によって船に穴を開けられてしまう。沈没寸前、巨大な海賊船に助けられるルフィだが、そこにはアンという囚われの身の少女がいて、なんでバルーンを連れて来たのかとルフィをなじった。そこへ現れたのは海賊船の船長、六角のシュピール。ルフィはシュピールに「へんなあたま」と言った事で怒りを買い、アンと共に船内の牢獄に閉じ込められてしまう。バルーンはアンの大切な親友で、村を全滅にされ、バルーンと共にこの船に連れ去られていたという。一方、ルフィは祖父が海賊で、自分も将来はピースメインと呼ばれる海賊になるという夢を語るのだった。ルフィが鍵を開け、牢屋を抜け出した二人。アンはルフィにバルーンを助けてと頼むが断られ、一人でバルーンを助け出そうとした。しかし、シュピールの汚い手口に騙され、撃たれてしまう。

そこへルフィが現れ、倒れたアンのもとに近づく。シュピールはルフィを撃つが、ゴム人間であるルフィには通用しない。勝ち目がないと思ったシュピールは、仲間の乗る海賊船を妖術で真っ二つにしてしまう。泳げないルフィを助けるアン。そのアンがバルーンの事を思って泣いているとルフィは「諦めるな、お前の親友だろ」と言う。ルフィはゴムの体を使って一気にシュピールのもとへと飛んでいき、バルーンを奪還すると、シュピールを殴って吹き飛ばす。アンとバルーンと別れる時が来た。バルーンを受け取ったアンは「なれるといいね、ピースメイン!」と声をかけて飛び立つ。そして数年後、麦わらのルフィという海賊がこの海で名を上げるーー。

詳細情報

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脚本

米村正二

演出

暮田公平

作画監督

伊藤公崇 井上栄作

美術

吉池隆司

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